コンプレックス克服法!の前に考えてほしいこと

摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。

コンプレックスを克服したい!

そう願う人は多いことと思います。

さらに、

「コンプレックスがあるから、痩せたい」という気持ちも
「足が太いことがコンプレックスなんです」という人も。

そもそも、コンプレックスって何なんでしょうか?
いつから、ソレがコンプレックスになったのでしょうか?

克服を考える前に、
考えて欲しいのです。

それって、ホントにコンプレックスなの?って。

私は、いろんな人から「声、低いね」と言われます(笑)。

いろんな立場・年齢の人から、ほぼ同じ内容で言われます。

「見た目と声がちがう」
「キャピキャピした声とは思っていなかったけど、そこまで低いんだ」
「電話できいて、びっくりした」

学生時代からの友人から言われたことはないですが、
前職のパン教室をしている頃から、とてもとてもよく言われるようになりました。

理由は、不明。

特にキズついてもいないです。
むしろ、面白がっています(笑)。

いろんな人が、全然横のつながりも無い人たちが、
みんながみんな同じ反応をしているからです(笑)。

もし、人工的に「見た目から想像される声」というのが作り出せたら、
私はどんな声になるんだろう???と、考えるとちょっと面白いです^^

声が低い。

これも、コンプレックスにしようと思えば、コンプレックスになります。

声が低いことがダメ。
可愛い声じゃないとダメ。

そういう思い込みがあれば、
「声、低いね」という言葉に、傷つくと思います。

そして、声が低いのがバレたら困る、知られたくないと思えば、
どんどん喋らなくなったり、引きこもったりするかもしれません。

でも、私は自分の声をコンプレックスだと思っていないので、実際カウンセラーという「人と喋る仕事」をしています^^

つまり・・・

コンプレックスとは、自分で作っているもの。

そこに気づいて欲しいのです。

声が低い=コンプレックス

ではありません。

■コンプレックスの作り方

声が低い=ダメだと思っている気持ち

声が低い=コンプレックス

気持ち

考え方

それだけです。

今、あなたが抱えているコンプレックスも同じです。

太っていることがコンプレックス。
足が太いことがコンプレックス。
学歴がないことがコンプレックス。
顔がかわいくないことがコンプレックス。
収入が少ないことがコンプレックス。

でも、そのままで楽しく生きている人は、いっぱいいるはずです。

コンプレックスを克服しようと考える前に、
「それって、ダメなの!?」と自分の問いかけてみてくださいね^^

問いかけるって言われても、「出来なーい!!」。
そんな焦ってばかりの時は、こちらの「休み方」を見直してみてください。