対人関係がニガテ、という思い込みを変える方法

摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。

摂食障害と対人関係。

よくあるお悩みです。

かなり多くの方から、

・人づきあいが苦手です
・人と喋るのが苦手です
・どう付き合ったらいいのか分かりません・・・etc.

という声をいただきます。

けれど・・・

カウンセリングでお話を聴かせていただいている限り、
コミュニケーションスキルが乏しいという方は、ほぼ皆無です。

私が気がかりなのは、コミュニケーションスキルではありません。
むしろ、思い込みです。

決して、カンタンに考えているのではなく、
「実際のスキル」よりも、
「思い込み」のほうで、苦しんでいることに気づいてほしいのです。

私の経験談は、一例にすぎませんが、ご紹介します。

小学校4年生から、ずーーーっといじめられていました。

たぶん小学校2年くらいまではおとなしく、身体も小さく、かなりウジウジ・・・。
小学校3~4年生で、身体の大きさもほぼ標準に近づいていた時期でしたが、
友達だった子とも上手くいかなくなり、
男子からだけのいじめだったのが、
だんだんクラス全体に広がり、不登校になりました。

注:不登校時の親との軋轢は、摂食障害発症への影響は多大ですが、今回は対人関係の話なので、省略。

地元の公立中学に進学後も、
部活で、すごくいじめられ、
さらに教師からもいやがらせを受け、
実際のテストの成績を反映しない、異様に低い評定のつく通知表でした。

学校では、中学卒業まで、同じ状態が続きました。

けれど・・・

中学2年から入塾した学習塾で変わったのです!

単なる勉強のために入った塾でした。
特別、自分から積極的に「友達作り」に励んだことはありません。
入塾当初は、おとなしかったので、先生にも積極的に話しかけたわけではありません。

当時の成績は、中の下。
成績順でならぶ席順は、一番最後の列でした。。。

フツーに授業を受けて、
繰り返し同じ子と顔を合わせて、
自然にお互い話すようになりました。

「コレ、かわいいね」
「その服、いいね」

おしゃれでも何でもない中学生だった私。
中学生が持っているものなんて、消しゴムとかカバンとか、その程度です。

でも、自然にできた別の中学に通う友人たちは、いろんなことを誉めてくれました。

通っていた中学校では、いろんな人が、私のことや持ち物を「ヘン!」と言い、嫌っていました。
でも、「同じ私」のことを、「いいね」「かわいいね」と言ってくれる塾の人たちがいました。

これが、「ありのままを認めてもらえた経験」です。
さらには、「自分は、いじめられる人間なんだ」という思い込みが消えた時期だったのです。

塾の先生方にも救われ、「私が私でいられる場所」になりました。

週2~3回、2年間だけ通った塾の経験から、
高校に入る時には、「いじめられる人間」という思い込みがありませんでした。

そして、高校では、現在にも続く友人に恵まれるのでした!

いかがでしょうか?
もし、私がそのまま「いじめられる人間」と思い込んだまま高校進学したら、
どんな高校でも上手くいかなかったかもしれません。

「同じ私」であっても、思い込みが外れた私だったので、入学式から話しかけることも、何も怖くは無かったのです。

つまり、大切なのは、対人関係スキルよりも、「思い込み」だと思うのです。

ひとりのチカラで「思い込み」を外すことは、なかなか難しいです。
なぜなら、対人関係へのニガテ意識は、対人関係の中でしか治っていかないからです。

そこで、オススメなのは、習い事。

プロを目指すものではなく
何かを競うものでもなく、
ただ何となく楽しめるもの。

■実際のパン写真

私自身がパン教室を主宰していた際、
出会った生徒さん同士が友達になることがありました。

教室以外で会っていた方々もいますが、
それ以上に多いのは、教室だけで一緒のレッスンを予約されていく生徒さんたちでした。

偶然、都合のいい曜日や時間帯が重なる場合もありましたし、
親しくなったから、「次も、一緒に受講しましょう^^」とお互いに言い合っている姿も、なんだか嬉しかったです。

対人関係の思い込みを外すことは、
摂食障害の思い込みを外すことにもつながります!
摂食障害が治る「6つの理由」、覚えていますか?