拒食・過食の「お米が食べられない」

摂食障害カウンセリング
中村綾子です。

お米
特に白米には、摂食障害の方はとても抵抗があるようです。

摂食障害だった私も、
長年、その1人でした。

Salmon_onigiri_by_yomi955

今回いただきましたご質問は、
お米についてです。

◆メルマガ読者さんからのご質問◆

先生がお米が食べられるようになっていった頃は、気持ちから食べられるようになったのか、それとも悩んでも決まり事のように食べられたのでしょうか。

自分自身、待っていても食べられないのかも。と思いました。


*ブログでは、一般論と私の経験談の範囲で回答させていただきます。

ご質問をありがとうございます。

拒食でも過食でも過食嘔吐でも
最大の敵にされやすいのが、お米ですよね。

私も、かなり長い間、お米が嫌でたまりませんでした。
ですが、一応、炭水化物ゼロの食事は無かったと思います。

==================

1.待つか、無理やり食べるか

2.私が米に向き合ってきた理由

3.パンかライスが、ふつうの選択

====================

1.待つか、無理やり食べるか

どちらを選んでもイイと思います。
なぜなら、あなた自身の人生だからです。

待ち続けて
悶々とし続けたり

待ち続けて
大切な10代~30代を失ったり

待ち続けて
強制入院になったり

どれを選ぶのも、あなたの自由です。

もしくは・・・

あなた自身で、無理やりでも食べることを選んでもイイのです。

盛り付けた御飯をみて怖くなったり
食べたあとに、罪悪感でいっぱいになったり
食後に胃が重くてたまらなくなったり

いろんな事があると思います。

それらを、あなたが回復には必要なことだと、
向き合えるのなら、それは立派なことだと思っています。

家の中で治るなら、
あなたが、あなた自身に強制しないといけない場面があります。

嫌でも向き合う。

病院で強制的に食べさせられるのと、どっちがいいですか?

2.私が米に向き合ってきた理由

わずかな量から段々増やしていきました。

でも、100グラムから、増やすことには物凄く抵抗がありました。

過食では、 一気に3000キロカロリー食べた時期も
普段のご飯は100グラム。

そんな矛盾が続きました。

繰り返し管理栄養士さんと話していく中で、段々増やしていきました。

玄米ではなく、白米・雑穀米を。

理由は、過食を辞めたかったから。

空腹でイライラしたり
低血糖で明け方に震えで目が覚めたり
いつもクラッカー等を持ち歩いたり
ちょこちょこ食べが止まらなかったり

そんな自分の食べ方が、イヤだったのです。
だから、かなりの一大決心だったけれど、ご飯を増やしていきました。

増やすのが、イヤでした。
太って、太って、止まらなくなったらどうしよう?と
不安でいっぱいになりました。

実際は…

お米を食べたから、どんどん太るなんてことは、ありませんでした。
むしろ、炭水化物を避けていた頃のほうが、
ダラダラと続く過食がありました。

どーんと食べる過食より
なんとなくチョコチョコ甘いものを食べ続ける過食。

常に食べて
いつも罪悪感。

お米を増やしてから、
だんだん、ヘンな空腹から解放されていきました。

3.パンかライスが、ふつうの選択

ファミリーレストランに行って、セットを注文したとします。

聞かれるのは、二者択一です。

「パンか、ライスか」

この時、それ以外の選択肢は無いはずです。

これが、普通の食生活なのです。

今、普通になりたいと思えますか?
今、普通の生活を楽しみたいと思いますか?

そして、「ふつう」でいいと思えますか?

特別じゃない
「ふつう」

褒められない
「ふつう」

でも、「ふつう」こそ、
摂食障害のあなたが、今、一番もどりたい場所なのではないでしょうか?

私は、ふつうに戻ってから、ラクになりました。

友人付き合いも
仕事も
もちろん、食べることも
ずっとずっとラクにだから、
気楽に動ける。

誘われれば、悩むことなく参加。
イヤなら、ちゃんと断る。

だから、「ふつう」が嬉しいのです。