「変わる」って、こんなに素晴らしいのです!

摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。

摂食障害専門カウンセリングでは、
本当に様々な方にお会いしています。

変わる人と変わらない人
すぐに変わる人と時間がかかって変わる人

その違いって何なんだろう???

そんな疑問がいつも私の中にあって、
「コレ」という答が見つかれば、
より良いカウンセリングにつながるのではないか・・・

私は、ずっとそう思ってきました。

私だけのチカラでは、答が出なかったものの、
多くのクライアント様が教えてくれています。

次のカウンセリングで、
すでに「ちがう人」になっているのです。

そんな時、私のクチから出るのは、

「1回で、こんなに変わるんですね。。。」

ただ、感動。

せかせか話すしかなかったのに、
なんだか、ゆったりお話しされるようになっていたり

「どーして、自分だけが!」という怒りしかなかったのに、
今恵まれていることに気づけるようになったり

「なんで、ウチの娘が・・・」と整理のつかない感情ばかりだったのに、
「病気で訴えるしかなかったのね・・・」と腑に落ちるようになっていたり

「どーにかしてよ!」とすがるような姿勢だったのに、
自分で出来ることに目が向くようになったり・・・etc.

「変わる人」は、とてもたくさんいらっしゃいます。

そして、こうした「変わる人」を通して1つの答を
出すなら、私はこう答えたいと思います。

【自分】と向き合ったかどうか。

カウンセリング以外の時間に、
いかに【自分】について深く考え、
【自分】の気持ちを考え続けてきたことが、
「変わる」に繋がっているのではないでしょうか?

お母様方の母親カウンセリングで多く見受けられることですが、
「娘が!」ばかりになってしまいがちです。

「娘が、食べないんです!」
「娘が、暴れるんです!」
「娘が、キレるんです!」
「娘が、喋らないんです!」
「娘が、学校に行かないんです!」

カウンセリング開始時は、「娘が!」ばかりだった方も、
【自分】に変わっていくのです。

【自分】って、こんなにセカセカ生きてきたんだ。
【自分】も、親の目ばかり気にしていたんだ。
【自分】って、何がやりたいんだろう?

そして、【自分】も、一生懸命だったんだよね。。。

そんなふうに、
【自分】に問いかけ、悩み、葛藤し、そして、対峙していく過程。

それが、「変わる」に繋がっていくのです。

この「変わる」という意味は、
決して、1回で何もかも変わったという意味ではありません。
また、1回のカウンセリングで、全て「治った」でもありません。

むしろ、立ちはだかる壁の大きさと
直面する問題の多さは、以前より増えているのかもしれません。

けれど、「変わる人」というのは、
そんな大変さにも、【自分】のこととして
向き合おうと思えるのです。

だからこそ、「すぐに変わる人」から、
人の持つ素晴らしい可能性を教えられるのです。

「変わる」って、すばらしい。

「変わりたい」のに、
変われなくて

「変わりたい」けど、
変わるのが怖くて

それでも、変わりたい。

そんな想いで、
カウンセリングにお越しいただくのなら、
私はこんな役割を、喜んで引き受けます!