摂食障害の家族相談

摂食障害の娘を病院に連れて行ったのに、なぜ治らないのか

拒食症・過食症の家族必見、病院に行っても治らない理由。経験者が解説

病院に行かせなければ…というご家族こそ、必見です。

摂食障害専門カウンセラー中村綾子です。

「病院に連れて行ったのに、なぜ治らないんだろう」

こうした声を、お母様からたくさんいただいてきました。

今日は、その理由を正直にお伝えします。

【拒食症・過食症】お母様が病院に期待すること

摂食障害のお嬢様を持つお母様が、病院に期待することは大きく3つあります。

「病院に連れて行けば、何とかなるはず」

「検査で悪い結果が出れば、娘も食べるようになるはず」

「先生がじっくり話を聴いてくれるはず」

どれも、お嬢様を何とかしたいという切実な気持ちから来ています。

お母様が悪いわけでは、まったくありません。

でも、この期待と現実のギャップが、のちに大きな問題を引き起こすことがあるのです。

【摂食障害のリアル】現実の病院でできること「したく」

私は、病院の役割を「したく」という言葉でお伝えしています。

し→診断

た→体重管理

く→薬

これが、病院にできることです。

診断をつけてもらうこと。
体重を管理してもらうこと。
必要に応じて薬を処方してもらうこと。

これらは、確かに必要なことです。

だから、通院は必要です。

でも、「したく」の外にあること、つまり心の回復は、病院の役割ではありません。

摂食障害は心の病気です。

その心に向き合う場所は、病院の診察室ではないのです。

摂食障害の長期化:理想と現実のギャップが生む「ドロ沼」

お母様が期待を持って病院に連れて行った後、何が起きるのか。

現実の精神科では、薬の処方がメインです。

じっくり話を聴いてもらえる時間は、ほぼありません。

「こんなはずじゃなかった」

お母様は、理想と現実のギャップに悩みます。

そして、お嬢様はどう感じるでしょうか。

「こんなところに連れてこられた」

親子の信頼関係は、さらに悪化してしまいます。

通院しているのに治らない。娘との関係も悪くなる。どうすればいいのか分からない。

これが、ドロ沼化のはじまりです。

摂食障害の回復:ご家族が本当に見るべきものは、どこにあるか

病院の現実を知ると、「じゃあ、病院に連れて行かなくていいの?」と思うお母様もいらっしゃいます。

そうではありません。

「したく」の役割を果たすために、通院は必要です。

ただし、病院に目を向けすぎるあまり、本来1番見るべきものがおろそかになっていないか。

それが、私がお伝えしたいことです。

本来1番見るべきものは、目の前にいるお嬢様の様子と気持ちです。

「今日の表情はどうか」
「何を怖がっているのか」
「どんな言葉に傷ついているのか」

病院に行く前に、そしてお嬢様と過ごす毎日の中で、これを見続けることが回復の土台になります。

お母様が今できること

病院では教えてくれない「家での接し方」を知ること。

これが、摂食障害の回復に最も直結することです。

お嬢様への具体的な接し方、言葉がけ、「死にたい」と言われた時の対応など、日常の場面ですぐに使えるヒントを5本の記事にまとめています。

✅「死にたい」と言われた時の対応
✅やってはいけない接し方と言葉
✅病院に行く前に知っておくこと
✅「死にたい」気持ちを深く理解するコツ
✅「太りたくない気持ち」への実践的な関わり方

▼【摂食障害】接し方のコツまとめ

【摂食障害】接し方のコツまとめ|摂食障害専門カウンセラー中村綾子|note
拒食症・過食症のお嬢様を持つお母様、必読です!病気を理解しつつも、わがまま放題にしてはいけません。「治りたい気持ち」を引き出すコツを学びましょう。

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