
摂食障害専門カウンセラー・中村綾子です。
お嬢様が摂食障害になり、病院や学校に相談へ行ったとき、こんな風に言われたことはありませんか?
「思春期のダイエットがきっかけでしょう」
「まずは体重が戻るまで見守りましょう」
「受験でつかれたのかもしれませんね」
お母様ご自身も、「あの子がダイエットなんて始めなければ…」とご自身やお嬢様を責め、やり場のない焦りを抱えていらっしゃるかもしれません。
ですが、ここで断言します。
ダイエットは、摂食障害の根本的な原因ではありません。
根本的な原因ではなく、もしかしたら「引き金」ではあったかもしれません。
ダイエットは摂食障害の「引き金」かも
それだけでは病気にならない引き金の語源をご存知でしょうか。
小銃やピストルなどで、指で引いて弾丸を発射させるための金具のことです。
ピストルは、本体があって、中に弾が込められていて、それを「指で引く」という行為があって、はじめて発射します。
引き金そのものが単独で存在することはありませんし、引き金だけを引いても何事も起こりません。
これと同じで、ダイエットだけでは、病気にはならないのです!それを理解していただくために、まずはこちらの図をご覧ください。

摂食障害の心の中は、このように「黄色」と「青色」の二重構造になっています。
食事や痩せのこだわりも、表面的な問題に過ぎません
お母様や、病院の短い診察時間で見えているのは、実は上の「黄色の層(日々のストレス)」だけです。
先ほどのピストルの「引き金」も、この黄色の層に入ります。
思春期なら、誰もが一度は経験するようなダイエット
・「自分も痩せていないといけない」という強迫観念
・体調不良でもダイエットを辞められない
・体力低下、低体温、無月経などの深刻な身体の不調…etc.
お母様としては「どうして体がボロボロなのに食べるのをやめないの!?」と一番ハラハラする部分だと思います。
しかし、これらはどれか一つが原因なのではなく、すべて【日々のストレス】という表面的な問題に過ぎません。
なぜ摂食障害を発症したのか
そもそも、なぜ摂食障害の発症に至ったのでしょうか。
それは、ダイエットという引き金を引くずっと前から、心の中に継続的に「何か」を抱えていたからです。ピストルの中にずっと込められていた弾。
それこそが、図解の底にある「青色の層(原因)」です。

受験勉強のストレスや人間関係のプレッシャーはあったかもしれませんが、程度の差こそあれ、学生ならだれでも抱えていることです。
しかし、もっと心を追い詰めたのは、ご家庭の中で「本当の気持ちが言えない」という葛藤だったかもしれません。
その「ずっと前から抱えていた苦しさ」が、たまたまダイエットという引き金によって、摂食障害として爆発しただけなのです。
体重回復はどっちのアプローチ?
もうお分かりかと思いますが、体重を増やすことは「黄色の層」への表面的なアプローチにすぎません。
もちろん命を守るために体重回復は必須ですが、底にある「青色の層」に目を向けない限り、ピストルの中に弾は込められたままです。
「治ったかも?」と思っても、ぶり返してしまうのはこのためです。
拒食症・過食症を行ったり来たりする方が多いのも、「原因」の部分へのアプローチがないままだからです。
摂食障害のこうした勘違いを1つでも無くしていくこと。
それが、回復の近道です。
病院の短い診察や、学校の先生からのアドバイスだけでは、この「青色の層(原因)」にじっくり向き合うことは難しく、お母様が板挟みになって苦しむばかりです。
だからこそ、一番近くにいるご家族が、摂食障害の「正しい知識」を身につけることが不可欠なのです。
表面的なダイエットや体重(黄色の層)に振り回される毎日を卒業し、根本原因(青色の層)から捉え直すための具体的なステップを、動画教材にまとめました。
深夜でも、早朝でも。お母様の心が少し落ち着いた時間に、ご自宅で何度でも学んでいただけます。
お嬢様と一緒に「本物の回復」を目指したい方は、ぜひこちらの動画で正しい知識を受け取ってください。 ︎


