摂食障害の家族相談

摂食障害の《言葉たち》を整理しよう

摂食障害の家族対応。言葉で伝える、本音で話すコミュニケーションを摂食障害専門カウンセラー中村綾子が解説

普通の会話、出来ていますか?


摂食障害専門カウンセラー中村綾子です。
摂食障害は心の病気です。

心は目に見えないからこそ、様々な言葉が誤解されたまま使われたり、言葉によって傷ついたりしてしまいます。
そこで、当オフィスとして「摂食障害の言葉」を整理してみました。

今後も、こうした「言葉の整理」は増やしていく予定です。
関連記事などもご紹介していますので、併せてご覧ください。

卒業

①症状ゼロ
②学校・仕事をムリなく続けられること。

この2つが半年以上経過して「卒業」と当オフィスでは定義しています

→関連ブログ記事:「もう大丈夫」というお母様の早すぎる安心が、娘の摂食障害を悪化させる理由

回復

ちょっと良くなるも含める。でも、卒業と同じではない。

原因

2つの原因に分けて考える

発症の原因

幼少期からの積み重ね。トラウマ、家族のコミュニケーションなど

→関連ブログ記事:摂食障害の二重構造を図解しました。

継続の原因

発症後~現在まで、摂食障害が続いてしまう原因。自宅療養という名の「冷めないぬるま湯生活」など。

ぶり返し

摂食障害の最中に、症状が行ったり来たりすること。

再発

摂食障害の卒業後に、症状が出ること。
ぶり返しと再発の違いを区別することが超重要。再発は、読んで字のごとく「再度、発症する」こと。つまり、一旦は完全に治っているのが大前提にある。

太りたくない

人間だれもが持っている気持ち。ただし程度問題であり、今の自分の心身の状況を冷静に判断することが大事。

→関連動画:「太りたくない」への対応

わがまま

本当の意味のわがままであれば、他者にも優しくなれる。
「自分の夢にわがままであれ」
中学時代の塾の先生が教えてくれた言葉は、今も私の座右の銘。

諦め

生きていく上で、諦めは必要。理想論や夢を追うことだけが、人生ではない。
でも「何もかも諦めること」ではなく、諦めた上で、「今できること」に注力する。

これは摂食障害を治すために取り組む時期も、摂食障害の卒業後にも言えること。

→関連ブログ記事:摂食障害のアフターフォロー