カウンセラー中村綾子です。
私が公認心理師試験の勉強を開始したのは、第2回試験が行われた頃でした。
2019年8月頃、なんとなく、Twitterを開始して、なんとなくTwitterを見ていました。
第2回公認心理師試験の出題へのツイートがどんどん流れていく中、「来年は自分も・・・・」と思っていました。
さらに、第2回試験の合格発表頃には、「合格しました!」というツイートをたくさん拝見し、他人事のはずなのに毎回ウルウルしながら眺めていました。
ドキドキしながら「私も来年、受験するんです・・・」とコメントしたことを、今も覚えています。
一体、どこに公認心理師試験の情報があるのか。
一体、どこに公認心理師試験を受験する人がいるのか。
どうしたら、受かるのか。
どんなふうに勉強したらいいのか。
そんな疑問ばかりでした。
たくさんのTwitterでのやり取りは、とても励まされ、受験情報を与えてくれました。
一方で、たくさんの受験生の経験談の情報が、洪水のように流れてくるように感じ
・いつ何を勉強し、どうだったか?という流れでイチ受験生の様子がよく分からない
・勉強法についてじっくり考える時間もなく、「勉強しなきゃ!」と焦ってしまう
・「〇〇だけで合格!」VS「ものすごく勉強しました!」と相反する情報に戸惑ってしまう
ということが、私の中で未消化のまま残っていきました。
きっと、これから受験される方の中にも、同じように勉強法に迷い、情報収集に困っている方もいらっしゃることと思います。
私が、第3回公認心理師試験の受験を終えた今、1冊の本という形で勉強法について体系立ててお伝えすることが、お役に立てるかもしれないと思ったのでした。
すでにお読みくださった方から、Twitter上でご感想などをいただく度に、ホントに出版してよかったと思っています。
これから受験を考える方や、他の資格試験であっても、仕事と勉強の両立に悩んでいる方にぜひ手に取っていただければと思い、目次を公開させていただくことにしました。
はじめに
第1章:勉強を開始する前に、勉強できる環境を作ろう
(1)問題集を購入する前に、問題集を置くスペースを確保しよう
(2)快適な勉強場所と勉強時間が、受験ストレスの最小化に役立つ
(3)合格のカギは情報収集!公認心理師試験の合格者からリアルな情報を手に入れよう
(4)過去問は、心理研修センターのHPからダウンロード&両面印刷しよう
(5)カフェでの勉強に便利!過去問は穴をあけてファイルに綴じよう
(6)マークシートの練習も必要!無料ダウンロードで複数枚を用意しよう
【コラム】勉強場所探しのはずが、カフェ巡り?!
第2章:合格する勉強法とは、「試験の全体像」を早く身に着ける勉強法
(1)過去問⇒問題集の順番でやる1番のメリットとは?
(2)たくさんの模試を定期テスト化して、言い訳できない環境作り
(3)過去問と模試の後は、選択肢1つずつを調べつくすことが勉強の始まり
(4)読みにくい現任者講習会テキストを、あえて繰り返し読む理由
(5)心理学検定の問題集は、広く浅くざーっとやる
(6)ノート作り・単語カード作りは、試験1ヶ月前までやってはいけない
(7)歩いている時間こそ、最高のアウトプット時間!
【コラム】腕が痙攣して動かない!?試験3ヶ月前に起こったハプニング
第3章:「たかが過去問、されど過去問」~過去問を効率的に活用する方法~
(1)過去問は、2時間で77問を一気に解く意味とは
(2)自分をデータ化!過去問の「日付・点数・感想」を記録しよう
(3)過去問の公式解答こそ、公認心理師試験で正解とされる答
(4)「なんとなく正解だった問題」が、1番キケン!
(5)法律・資料・グラフは、「読む」より「見る」が効率的
(6)「過去問は繰り返しが題し!」は本当か?
(7)合格者としての結論:過去問はやっぱり「過去」でしかない
【コラム】第4回公認心理師試験を予測するなら「●●を絡めた問題」と伝えたい
第4章:合格とは「本番対応力」と「学力」の掛け合わせ
(1)問題集の選び方/塾・予備校の選び方だけで、合格は決まらない
(2)勉強しても勉強しても、本番がダメなら合格はない
(3)どんなに勉強しても「自分を褒めない」と決めよう
(4)本番対応力 X 学力 = 本番の点数
(5)勉強開始時から、本番対応力を磨いていこう
【コラム】私の燃え尽き経験談:私も「学力」ばかりになっていた
第5章:公認心理師試験には、受験メンタルが左右する理由
(1)合格する受験メンタルとは
(2)学生時代の受験勉強<<<仕事と受験勉強の両立
(3)やる気が出ないのは、心と身体のSOS
(4)やる気が出ない時は、規則正しい生活とワクワク妄想で元気になれる
(5)SNSは受験情報と勉強仲間を得るために大事!でも適度な距離感は、もっと大事!
(6)心グラグラの直前期は、「ふつうの友達」にグチを吐くことで和らぐ
(7)受験生全体に向けた叱咤激励メッセージには要注意!
(8)受験メンタルこそ、本当はサポートが1番大事なところ
おわりに
トータル23000字以上になりました!
通常、電子書籍は1万字~3万字と言われているので、私は15000字くらいを目指していましたが、終わってみると結構なボリュームになりましたね(笑)。
この本は、
どの問題集がいいか
どの予備校に行ったらいいか
という問にお答えすることはしておりません。
理由は、公認心理師試験には勉強そのものよりも、メンタルが合否を分けると考えているからです。
メンタルを磨くのは、決して「試験前夜は、早く寝よう」というだけの話ではありません。
もっともっと、勉強開始時から、「本番対応力」を意識して磨いていくことは出来るはずです。
そんな想いを、本書ではギュッと凝縮してお届けしています!
↓↓↓
*kindle unlimitedを使用されている方は、特にお支払いなくお読みいただけます。
*本書は電子書籍のみですので、紙の出版はありません。