摂食障害専門カウンセラー中村綾子です。
今回は、カウンセリングで《超具体的》なアドバイスを大事にしている理由をお届けします。
私自身が摂食障害（拒食症⇒過食・過食嘔吐）に悩んできた時、いろんな専門家・相談機関に行っても曖昧な言葉が多く、「家に帰ってから、どうすればいいのか」が全然わからないことが多かったです。
今、同じように悩んでいる方が多いのではないかと思い、このブログを書いています。
過去のカウンセリングで回復しなかった方の共通点
これまで、カウンセリングで回復の手応えを感じなかった方の共通点は、
・話を聴いてもらったけれど、どうしていいか分からなかった
・「分かるよ」と言われても、共感してもらえてる感じがしなかった
・話しているだけで、摂食障害の治る道すじが分からない
といった声です。
そして「分かるよ」という言葉って、結構キズつくんですよね…。
摂食障害の経験がないにもかかわらず「うん、うん、つらいよね、わかるよ」といった「いかにも共感してますアピール」の言葉を言われても…「分かるわけないじゃんw」と思っていましたね、摂食障害時代は。
カウンセリングは「話を聴くだけ」なのか？
たしかに一般的なカウンセリングは、
・話を聴く
・クライアント様が気持ちを吐き出す
ということに重きを置く印象があります。
【傾聴】が中心のカウンセリングが多いのは…日本の伝統的な手法と言えそうです。
実際、私が学んだ大学院でも、カウンセリングとは、
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言葉からこぼれ落ちる想いに寄り添う
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と、繰り返し繰り返し言われてきました。
（＞＜）
しかし…
今、摂食障害に悩んでいる方が欲しているのは、
「今日、どうすればいいか？」
「どうすれば治っていくか？」
ではないでしょうか。
摂食障害専門カウンセリングで、「超具体的なアドバイス」を大事にする理由
私も摂食障害の経験者として、「今からどうすればいいのか知りたい」といった気持ちが分かるからこそ、摂食障害専門カウンセリングでは
【超具体的なアドバイス】
を、とても大事にしています。
・次回までに、●●についてご両親で話し合ってみてください
・治るスケジュールを、立ててみてましょう
・（ご本人の場合）「過食したい！」という気持ちが沸いた時、食べる前に気持ちを書き出して…
といった課題を提案し、「次回のカウンセリングで聴かせてくださいね」と伝えています。
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カウンセリング
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提案
↓
課題に取り組んでいただく
↓
次回のカウンセリング
↓
結果のご報告をいただく
↓
振り返り・見直し
↓
次の課題へ
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といった繰り返しこそ、着実な回復につながります。
傾聴だけのカウンセリングで上手く行かなかった方こそ、摂食障害専門カウンセリングをお試しいただければと思っています。
摂食障害専門カウンセリング：はじめての方へ
現在、当オフィスでは、はじめての方の「拒食症・過食症のカウンセリング」を受付中です。
上記のような課題に取り組みながら、摂食障害の回復をめざしたい方のための複数回のカウンセリングもご提供しています。
お嬢様が病院に行ったことがなく、診断を受けていない場合でもカウンセリング受講していただけます。
・治るきっかけを見つけたい
・治り方を知りたい
・これまでの治療法を見直したい
・摂食障害の克服経験者の意見が聞きたい
・治る道すじを知りたい
という方は、お申し込みくださいね。
＊カウンセリングの9割以上がお母様のみのご相談です。
＊摂食障害のご本人様の場合は、成人女性に限り承ります。