公認心理師・中村綾子です。
医師・教員など専門家の方のためのご案内です。
◆医療従事者の方から
摂食障害の患者さんの受け入れ先がない。
特に、身体の治療は、ほぼ終了している時、相談先がない。
◆教員の方から
うちの生徒、摂食障害かもしれない・・・
身体測定で、成長期なのに大幅な体重減少がある生徒がいる・・・etc.
といった声をお寄せいただくことが、増え続けています。
そこで、
改めて、当オフィスでのカウンセリングについてご紹介したいと思います。
当オフィスでは、摂食障害を家族の病気と捉えます。
摂食障害とは心の病気ですが、家族全体の病気と考えています。
家族間のさまざまな問題が、長年積み重なった結果、「1番弱く、1番家族思いの子」」に表れているのが、摂食障害だと考えています。
そのため、摂食障害を発症したご本人様のみのカウンセリングだけでは、不十分な場合も多々あります。
ご家族からのご相談にチカラを入れています。
上記の通り、摂食障害を「家族の病気」と捉えています。
そのため、お母様へのサポートを充実させています。
・卒業を目指す母親カウンセリング(継続できる方対象)
・単発のご相談(継続できないが、相談したい方対象)
・講座(摂食障害について学んでいただくとが中心)
また、摂食障害のご本人様が意欲的ではない段階であっても、お母様が正しい知識を身に着け、接し方を変えていくことは、摂食障害の回復において非常に有効だと考えます。
実際、お母様のカウンセリングからスタートし、摂食障害のご本人様が少しずつ治ることに意欲的になっていくケースは多数経験しております。
摂食障害のご本人様は、卒業までカウンセリングを継続できる方のみ、対象としています。
摂食障害のご本人様の場合は、上記のような単発の相談方法はご提供しておりません。
摂食障害の卒業まで、定期的なカウンセリングを継続できる方のみ、お引き受けしております。
当オフィスが定める卒業とは
・摂食障害の症状ゼロ
・学校・仕事が安定して続けられること
この2つが、半年以上続いたことを確認して、はじめて卒業となります。
回復には、カウンセラーとの相性がとても大切だと考えております。
そのため、カウンセラーやカウンセリング方針と一致しないと判断した場合、こちらからお引き受けできないとお伝えすることもあります。
ご紹介いただく前に、ご確認いただきたいこと。
上記の通り、当オフィスでは、ご本人様のカウンセリング受付にはとても慎重に審査した上で、お引き受けできるかどうかを判断しております。
ご紹介いただく前に、当オフィスの受付基準を満たしていることを、ご確認いただきく思います。なお、当オフィスのカウンセリングは、保険適応ではありません。
◆カウンセリング受付基準
・自宅で体重測定をしており、BMIが16.5以上28未満の方
・摂食障害の通院をしている場合は、お申込みフォームの記入前に、主治医からカウンセリング受講の了解を得ている方
・これまでに1度も自傷他害・器物破損・犯罪行為・大量服薬がない方
・継続コースにより摂食障害の卒業を目指している方
・他機関のカウンセリングを受講されていない方(継続コース開始までに終了予定は可能)
ご紹介いただく方法
患者様・生徒様をご紹介いただく場合には、以下のご紹介フォームからご依頼ください。
実際のカウンセリングのお申込みは、別途、摂食障害のご本人様(またはご家族)からお申込みいただく必要があります。
お問い合わせのみの場合も、上記のフォームからお願いいたします。