「摂食障害は治るのが当たり前」のホントの理由

摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。

摂食障害は治るのが当たり前。
それを、社会に広めていくこと。

私がカウンセラーとして、今の仕事をしていく中で、キャッチフレーズのように言い続けてきた言葉です。

摂食障害の回復者としてだけではなく、「摂食障害という病気」を勉強し続けてきたからこそ、言えるのです。

「治るのが当たり前」も、私の中で当たり前過ぎているみたいです。
なので、なかなか伝わらないことにギモンを感じていた時期があります。

そこで、改めて、「治るのが当たり前」の理由について、お届けします。

「食べて、寝る」は、生まれた直後から出来たことだから

食べて寝る
食べて排泄する
食べて活動する

これらは、私たちが生まれた直後から、出来たことですよね?

誰かに教えてもらったわけでもなく。
誰かに叱咤激励されたわけでもなく。
誰かに指導されたわけでもなく。

お腹が空いたら食べて
お腹がいっぱいになったら食べるのを辞めて。

見たものを手で触りたくなったり
遠くまで行きたくなったり
中身をぜーんぶ開けて見たくなったり。

これって、人間として当たり前のことなのです。

食べることがフツーになること。

これも、人間として当たり前のことです。
だから、「治ることが当たり前」なのです。

摂食障害は心の病気であり、身体の器質的な問題が始まりではないから。

摂食障害は心の病気です。
このブログでは、ずーっと繰り返しお伝えしていることですが、なかなか実感として伝わることは難しいようです。

心って、目に見えないです。
けれど、心理学的に言えば、何才になっても人は成長できるのです。

もし、生まれつき身体の一部が機能しない状態であれば、それを取り戻すことは難しいはずです。

けれど、生まれた時が健康体だった場合、心の健康は必ず取り戻せると考えます。

心の病気の「心」が変わるために、必要な3つのこと

・自力はムリ!と諦めること
・家族の問題として、家族で抱えること
・相性の良い治療者と出会うこと

諦める、という言葉は、なんだかネガティブな響きがありますが、、、

私は、治る第一歩は「自力を諦める」ことだと思っています。

理由は、心って目に見えないからこそ、第三者の客観的な視点が必要だからです。

そして、「家族の問題として、家族で抱えること」
「相性の良い治療者と出会うこと」について、より詳しくメールマガジンでお届けします。

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