休養しない・休養できない状況で摂食障害が治る人たち

摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。

かなり時間が経ってしまいましたが・・・以前、ブログとメルマガでお届けしていました「摂食障害と休養シリーズ」。

4回目をブログでもお届けします。

摂食障害と休養

1回目:私が休めなかった時代:やりたいことをやれば摂食障害は治ると思っていた
2回目:摂食障害で入院・休学しても、心が休めなかった時代
3回目:完全休養で、私の摂食障害が劇的に回復に向かった話
4回目:【番外編】休養しない・休養できない状況で摂食障害が治る人たち(過去にメルマガで配信。これが今回のブログ記事です)

病気だから、休むのは当たり前。
摂食障害でも、同じです。

でも、休めない人たちがいます。
「休まなくてもイイ」のではありません。
「休める環境」にない状態です。

例えば、ママ業に忙しい摂食障害の方たち。

休もうと思っても、
子育てに「休養期間」なんて無いです。

そして、旦那様が非協力的な場合は、摂食障害という病気が「甘え」と言われてしまうことも、しばしばあります。

今回のブログ記事は、決して「休まなくても治ります!」とお伝えする内容ではありません。

けれど、「休めない人たち」とは、一体どんな状況にいる人たちなのかを説明していきます。
さらに「休めない環境」の中で、出来ることを具体的にお届けします。

ホントは休める環境にいるのに、自ら「休めない」「休まない」人たちが、実は1番多いです。

(1)私が考える「休めない人たち」とは

上記の例でも挙げましたが・・・環境によって休めない人たちがいます。

子育て中のママ
実家から完全に独立している人

同居であっても、何年も前から経済的自立をしている人は、ココに入ります。
つまり、両親にとって「養っていく娘」として存在していない・その役割を卒業した人を意味します。

(2)「休めない環境」の中で、摂食障害回復のために出来ること

コレが大事!

・休めない中で、少しでも休む方法
・休めない中で、1番の協力を頼む相手
・休めない中で、意識してほしいこと。

■休憩

少しでも休むためには、「細切れ休憩」です。

上手く休憩出来ていないからこそ、
過食時間が、ヘンな休憩になってしまっている場合が多いです。

過食の前に、一瞬、止まる。
「ホントに、食べたい?」
「食べたら、今のモヤモヤ解決する?」
「食べなくても、他の方法は無い?」

自分で自分のために、問いかけるのです。
問いかけを続けることで、他の方法が見つかっていきます。

■協力者

結婚している場合は、旦那さま。
結婚していない場合は、お母様。

そのどちらも無理な場合は、親しい友人。

いずれかでいいので、たった1人でいいので、「何もかも話せる人」を確保しておいてください。

摂食障害のことも、
家のことも、
仕事の相談も、
何もかも話せる相手。

休めない中で誰にも話せないのは、辛すぎます。
自分からの自己開示、怖いことかもしれませんが、協力者を得る方法です。
ぜひ、やってみてくださいね。

■意識

休めない環境になっているということは、
それなりの年齢になっているはずです。
10歳で上記の「休めない人」に当てはまることは無いからです。

それなりの年齢になっているということは、
摂食障害歴も、きっと5年以上になっていることと思います。

だからこそ、意識してほしいことがあります。

いつまでに、摂食障害を「辞める」のか。

治すために、じっくり取り組むことは大切です。
でも、じっくりとダラダラは全くの別物です。

クセ・依存と同じですから、
長ければ長いほど、「なぁなぁ」に陥りやすいです。

いつまでに、辞めますか?

(3)本当は休めるのに「休めない」と言い続ける人たちに気づいてほしいこと

実際は、コレが多いです。摂食障害専門カウンセリングでお会いしている人たちの多くは、ここに該当します。
上記の「休まないままで治る人たち」というのは、超・例外的です。

家に居ても、心が休まらない。
何かしていないと、食べ物のことばかり考えてしまうから、休養なんて出来ない。
以前、長期欠席・休職したけど、回復しなかったから、休むことは自分に合っていない・・・etc.

そんな言い訳をしていませんか?

風邪を引いたら、
休まるか、休まらないかを考える以前に、欠席・欠勤を決めたはずです。

休むことに「合う・合わない」は無いはずです。

大切なのは、「休み方」を見直すこと。
「休むこと」についての考え方を根本的に変えていくこと。

さらに、何より大前提なのは、「摂食障害は治る病気」という認識です。

治る病気なのだから、
治るために、やるべきことに取り組んでください。

治る病気なのだから、
治ることを信じ続けていてください。


摂食障害が治る6つの理由。

この中でも、(4)をお忘れなく!