【摂食障害と不登校】「学校に行きたくない」と言い出した時の対応とサポート策


カウンセリングでは食の悩みだけではなく学校のお悩み(不登校/転校/進学)も多く承っております。

摂食障害専門カウンセラー
中村綾子です。

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新年度が始まり…
GWも終わり

そろそろ、5月病のような気分に陥っている方も多いのではないでしょうか?

小学生・中学生のお子さんが「学校に行きたくない」と言い出した時の対処法をご紹介します。

「学校に行きたくない」対処法の大前提


強制的に行かせるはNGです。
でも、放置するのもNGです。

私は小学生の時に不登校でしたが…両親に無理やり行かせれていまして、それが後々まで悪影響を及ぼしたと思っています。(親子の軋轢のきっかけ)

ですから、

無理やり登校させるのはNGです。
でも、「好きなだけ休んでいい」「イヤなら行かなくていい」もNGです。

「学校行きたくない」対処法(1)とにかくコミュニケーション

ご家族によっては「腫れ物に触るような関わり方」をしてしまう場合が多いです。

もしくは、ツライ気持ちを紛らわせようと遊びに誘って、一時的に大はしゃぎして…終わり…という関わり方をしてしまう方もいるようです。

いずれも、不登校についての適切なコミュニケーションとは言えません。

年齢が幼ければ幼いほど、上手く言葉で表現できないかもしれませんが、1番大切なのは親子のコミュニケーションです。

・なぜ、行きたくないの?
・学校に行かないで、どうしたい?
・行きたい日は、どんな気分だった?

何十回でも何百回でも問いかけを繰り返すことではないでしょうか。

気分転換のお出かけでは、何も解決しません。
お出かけよりも、家族のコミュニケーションが大切です。

「学校行きたくない」対処法(2)長期的な視野で考えよう

高校生であれば、大学をどうするか将来どうするか…という話は自然に出てくるかもしれませんが…

小学生の時点で「学校に行きたくない」と言い出した場合でも、

・お子さんに合う環境
・お子さんが向いてそうな仕事

などを、考えることが大切です。

どんな職業につくにして、やはり勉強は大切です。

私自身は、不登校の時期がありつつも、高校には行きたかったですし、「ふつうの生活」を取り戻したいと願っていました(小学生時点でも)。

今の学校に、今行きたくないとしても、勉強から離れすぎてしまうと、その後の社会生活が難しくなってしまうかもしれません。

決して「家で勉強させるべし」とお伝えしたいのではなく、もっと長期的な視野で「合う方向性」を見つけ出すまでトコトン情報収集したり、体験したり、様々な人に話を聞いたりすることをお薦めしたいのです。

「学校行きたくない」対処法(3)高校生の学校選び(通信制/昼間定時性/サポート校)

中学生の頃から不登校だったり、高校入学後に行けれ無くなったりして、一般的な高校に通うことが難しい場合があります。

その場合、いくつかの選択肢があります。

・通信制
・昼間定時制
・サポート校…etc.

中学受験で私立の中高一貫に通っていても、不登校になって、内部進学せずにちがう学校に転校したり、通信制に移ったりする方からのご相談もいただいています。

いずれの場合も、学校の情報収集がとても大切ですが、ご家族の焦りだけで先回りしないように心がけましょう。

お子さんの心が置いてきぼりになってしまうと、不登校以外の心の問題が浮上しかねないですから。

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