【私の不登校時代】大人になったらどうしようという不安

今回は不登校時代の私の話です。

カウンセラー中村綾子です。
摂食障害専門カウンセラーとしてのお仕事が多いですが、最近はいろんなご相談が増えてきています。

・不登校
・受験の悩み
・起業する/起業しない
・留学する/留学しない
・資格を取る/取らない・・・etc.

どれもこれも、悩む方にとっては深刻で大切なお悩みだと思っています。
私はどんな悩みも「一緒に考える」という姿勢を何よりも大切にしています。

単発でもご相談を承っていますので、よかったらお早目にご相談ください(単発のご相談

いろんなご相談をいただくにつれて、やっぱり「働き方」に悩んでいる方は多いと感じています。

私自身が「働き方」に悩み始めたのは、きっと多くの人よりもずっと早い小学校4年生の頃です。
理由は、不登校だったからです。

今回はそんな頃を思い出しながら、書いてみました。
長文になりましたが、最後までお読みいただけると幸いです。

公認心理師・中村綾子
プロフィール
著書一覧

ふつうのことが、ふつうに出来ない自分


*こういう写真を見ると、今もゾッとします。。。

ふつうのことが、ふつうに出来ない自分
みんなは、イロイロあっても学校にふつうに行くことが出来てるけれど、
私は、みんながふつうに出来ることも出来ない。

みんなは、ふつうに学校に行けれているから
ふつうに大人になって
ふつうに働くのかもしれない。

でも、私はふつうに学校にも行けれないから
大人になったら、どうしよう。。。

働くって何?

周りのお母さんたちを見ても
ほとんどが専業主婦でした。

同じマンションには、同い年の女の子は結構たくさんいても、ほとんどのお母さんが専業主婦でした。

その中でもたった一人、「働いているお母さん」がいました。

その「働いているお母さん」だけは、きっちりメイクをして、スーツをきて、おおきなイヤリングをつけて仕事に言っていました。

でも、住んでいたのは同じマンションでした。

「働いているお母さん」を持つ子(同じ年・友人)は、いつも一人でお留守番をしていました。

その子がお留守番の時は、危ないからという理由で、冬でもストーブもこたつも使うことは禁止されていたようです。

冬休み、一緒にとある塾の冬期講習に行って、その子の家で一緒にお昼をたべよう!と約束した時、その子のお昼ごはんをみてショックを受けました。

冷凍ピラフ・・・のみ。

自分で、冷凍庫から冷凍ピラフを出して、お皿に広げて、レンジでチンして・・・
スプーンを取り出して、フツーに食べていました。

一方、私は、「友だちとお昼食べるー!」と母に伝えていたため、運動会の時のようなお弁当(我が家の定番は海苔の付いた唐揚げ&ポテト)を作ってくれて、それを持って友人宅で食べていました。

働いているお母さんと
専業主婦のうちの母。

ふつうに学校にも行けれない自分は、専業主婦にもなれないと思いました。
でも、「働いているお母さん」のように、スーツ着て朝から晩まで働くという仕事も出来そうにありませんでした。

不登校時代、勉強していたの?と聞かれるけれど

大人になってから(きっと高校時代でも)であった友人からは、不登校時代の話をすると、結構驚かれます。

冗談半分で、「家で何していたの?勉強していたんじゃない(笑)?」と聞かれることがよくあります。

でも、、、

私が当時読んでいたのは、『主婦の友』でした。

たぶん、母が読んでいた雑誌で、家に何冊かあったので、それをヒマつぶしに読んでいました。

でも・・・

「パートで見つけた!新しい私」

という見出しで、専業主婦だった人が、はじめてパートに出て10代のコと同じようなミニスカートの制服をきて、ワイワイする・・・という写真は、小4の私には魅力的に思えませんでした。

一方、節約主婦として、

・小麦粉で出来るものは何でも手作り!
・セーターはどんどん編みなおして着まわす!

などのスゴイ主婦の記載も印象には残りましたが・・・生きていくためには結婚してもそこまでやらないといけないのか・・・。

小4の私の頭は、ただただ、「大人になったらどうしよう」という気持ちしかありませんでした。

大人になる不安・働く不安が、変わるまで

これには、すごーく長い時間がかかりました。
上記は、小4の不登校だった時代の不安を記載しました。

欠席日数は激減したものの、中学卒業までずーっといじめられていたので、「無理やり身体だけ学校に行っている」という状態でした。

高校には憧れを抱いていたのもありましたし、憧れを持ち続けてこれた理由を挙げるなら

・中学2年から入塾した学習塾で、恩師と出会った・成績が急上昇した
・勉強好きに変わった
・自主的に図書館に通い、大量の本を読んだ
・留学という目指すものが見つかった
・「頭がいい人」は、他人に寛容かもしれないと思った(塾での経験。これは高校進学後、確信にかわりました)

などがあります。

特に、塾という場所で「大人って、イヤな人ばかりじゃないんだな」と知り、「楽しそうに仕事をしている人」と直接やり取りが出来たことは、未来への希望につながったと思います。

不登校も摂食障害も、「生きていく不安」は同じ

不登校だけの人も
摂食障害だけの人も
不登校の人が、摂食障害の場合も、
摂食障害の人が、不登校になる場合も、
イロイロです。

拒食・過食の区別をしても意味がないのと同じように、心がツライという状況に「表面的な名前だけ」をつけて区別しても意味がないと考えます。

だからこそ、

見た目に見える「困りごと」は不登校であっても摂食障害であっても(他のメンタルであっても)、「根っこ」にあるのはほぼ同じです。

生きていく不安

何らかの問題が表面化したから「生きていく不安」が急に出てきたわけではなく、ホントは、問題発生のずーっと前からずーっと心の中で抱え続けてきた不安です。

人によっては
幼いからこそ、言葉で表現できなかったり
幼いからこそ、言葉で伝えてもきちんと聴いてもらえなったり
心で感じる前に、身体の症状が出たり
意に反して、トラブルばかり起こしてしまったり

いろんなことがあったかもしれません。

「生きていく不安」をどうするのか


「生きていく不安」をカンタンに変えることは出来ないけれど、そして、不安ゼロにすることを目指すべきではありません。

でも、生きていく不安の中身を知ろうとし続ける姿勢は、すごく大事なことだと思っています。

自分の不安に自分で向き合い続けることは、決してカンタンでは無いですが、それが唯一の方法だとホントに納得していたら、向き合い続けることが出来るのかもしれません。

私はイチ個人のカウンセラーとして、不登校経験者として、摂食障害の克服経験者として、「生きていく不安」を抱える方とそのご家族のお悩みについて、共に考える姿勢を1番大切にしています。

摂食障害でなくても、不登校でなくても、ご相談可能です。
くわしくは、こちらのブログ記事をご覧ください。
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