『公認心理師』を取らずにカウンセラーになる方法

カウンセラーになりたいけど、どうしたらいい?
カウンセラーになるには資格が必要なの?
病院にいるカウンセラーは、全員が資格を持っているの?

こんにちは!
カウンセラー中村綾子です。

私は、第3回公認心理師試験に合格し、国家資格・公認心理師を取得しました。
ですが、2013年の起業時にはコレといった資格を持っていませんでした。

そんな経歴を持つ私から、

・カウンセラーになる方法
・臨床心理士・公認心理師のどちらを取る?
・カウンセラーで食べていける?

などについてお届けします。

公認心理師・中村綾子
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「カウンセラーです」と言ったら、カウンセラーになることができます

このブログでは何度も書いていますが・・・
起業・開業だけをゴールにするのはNGです。

同様に、カウンセラーになることをゴールにするなら、今すぐゴール達成できてしまいます。

理由は、カウンセラーとは資格を持たずに、「カウンセラーです」と言ったらカウンセラーになることができるからです。

実際、●●を克服したカウンセラーという方の多くは、特別な心理学の学習経験を持たずに開業している場合が多いです。

そうした未学習・未経験でカウンセラーを開始するひとがいる一方で、

・ちゃんと勉強したい
・心理学をもっとやりたい
・トレーニングを受けたい

と考える方も多いようです。

そこで、、「ちゃんと勉強してカウンセラーになりたいけど、今からどうすればいいの?」という疑問に対して、お答えする意味でも今回のブログ記事を進めていきます。

公認心理師・臨床心理士、どちらを取る?

「どちらでもいい」です。

上記の通り、カウンセラーになるためには資格はあってもなくてもいいです。
でも、きちんと勉強することは大切です!

どちらの資格を取るか?という考え方を2種類ご紹介します。

1つは、「働き方」で考える方法です。

カウンセラーとして勤務したい場合 → 公認心理師

カウンセラーとして開業したい → 公認心理師 or 臨床心理士

です。

もう1つの考え方は、現在の公認心理師試験の受験資格の有無です。

公認心理師は唯一の心理系・国家資格です!
でも、すでに社会人の場合は、今から公認心理師試験の受験資格を取るのは難しい場合もあります(すでに講習会済みの方を除く)。

公認心理師の受験資格を得るのが難しい場合は、臨床心理士の第1種指定大学院(2年)に入って勉強&実習で学ぶことをオススメします。

1種指定大学院をを修了した後、臨床心理士の受験資格を得ることができます。
修了年の秋に開催される臨床心理士試験を受験・合格することが必要です。

現在、受験資格がない場合でも、大学と大学院に入り直すという方法はあります(いわゆるAルート)。
ただし、この場合、すでに社会人の方にとっては6年間の学生生活になるので、それなりに決意が必要になります。

公認心理師試験の受験資格については、こちらのブログ記事でもくわしく図解しています。

カウンセラーで食べていけるの?

先日、衝撃的な言葉がSNSに流れてきました。

関西大学文学部のHPです

*以下、抜粋です

・・・・・・

本専修では,新たな国家資格である「公認心理師」や「認定心理士」(公益社団法人日本心理学会)の取得を目指す教育はやりません。

(中略)

大学院修了後に臨床職を得られたとしても,常勤職に就けるのは稀で,非常勤を掛け持ちしてやっと生計を立てるくらいの生活になることが多いのが現状です。

・・・・・

関西大学文学部は、公認心理師カリキュラムを作らない、という方針のようです。
それはそれで、各大学の考え方ですが、私がとても気になったのが後半部分です。

心理職の就職難を伝えていますが・・・これから心理学を勉強したいと考える学生へのメッセージとしては疑問に感じました。

・新しいい道を切り開こう
・新しい働き方を見つけよう
・心理職を自分たちのチカラで変えていこう

といった未来の心理職の意識を鼓舞するものではなく、「非常勤で大変そうだから、資格を取るのも・・・」というメッセージに感じられました。

同時に、上記のHPを読んでいた学生さんが、将来的になんらかの理由でカウンセラーに会うことになったら「あ、この先生も非常勤掛け持ちで大変なんだね」というネガティブイメージを抱くのでは・・・という、正直悲しい気持ちにもなりました。

事実、カウンセラーが病院・クリニックに勤務する場合の待遇は良いほうだとは思いません。
だからこそ、「開業する道があるよ」とお伝えしたいのです。

開業して食べていけるかどうかは、

心理学の勉強
開業&ビジネスの勉強

この両方を意識的に取り組んでいるかどうかです。

比重としては、学生時代は

心理学>>>開業&ビジネス ですが、

開業を考える頃からは、

心理学<<<開業&ビジネス というふうにシフトしていくことが必要になると思います。

つまり、、、、
いつまでも学生と同じように心理学ばかり(さらに高度で、一般の方が知らないような分野)をきわめていく方にとって、開業は難しいものになるかもしれません。

一方、一般の方により幅広く知ってもらう努力にチカラを注ぐ場合、「食べていく」ということは実現可&継続可能だと思っています。

現在、起業8年目の摂食障害専門カウンセラーとしての実感です。
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