摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。
年末年始に実施しましたプレゼント企画です。
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ただし、いただきましたご質問から、こちらの判断で言葉を補ったり質問の内容を一部修正したりしていることをあらかじめご了承ください。また全ての摂食障害の方に当てはまるとは限りませんことも、併せてご了承ください。
◆メルマガ読者さまからのご質問◆
少し食べられるようになった娘ですが、私にはそれ以上の量もしくはカロリーを摂ることを強要します。
私が食べられないと言うと、私も食べないと泣き、私は娘に食べて欲しいため、言いなりになっています。
どうすれば良いのでしょうか。
家族は毅然とした態度で「食べない」に徹すること
摂食障害のお嬢様が「家族に食べさせる」というのはとてもよくある行為ですが、よくあるからといってやっていくことではありません。
そして、「食べさせる」だけにとどまらず、ご家族が摂食障害のお嬢様の言いなりになってしまうと、摂食障害の状況はどんどん悪化していきます
「食べさせたいんだね」
「食べるのが怖いんだね」
という言葉で、ご家族フィードバックをしてもいいと思います。
けれど、その時「家族が食べても、あなたが治るわけではない」ということをはっきりと言っていかないといけません。
そして、本当にここはご家族の覚悟が問われるところです。
絶対に食べないと決めたら、その後一口も言いなりになって食べてはいけません。
ご家族が揺らげば、摂食障害のお嬢様はその何倍も揺らぎます。
ご家族が絶対にブレないいという覚悟と信念を持って接していくことが本当に大事なんです。
摂食障害とは命がけの戦い
振り回されて振り回されて辛いから、ご家族も言いなりになってしまう・・・これは、残念ながら悪循環を招きます。
食べることは、生きること。
生きることは、食べることですよね。
なので、摂食障害のお嬢様が、ご質問のように「食べさせる」とか、ご家族に何かの要求を出すということには相当なエネルギーをかけてくると思います。
だからこそ、ご家族も相当なエネルギーを持って対峙してください。
どうしたらいいか分からない。
ご家族が疲れきってしまう。
そんな状態に陥りやすいからこそご家族が、サポートを受けるというのが必要になっていきます。
ご家族のサポートは、当オフィスでご提供しているお母様向けのサポートです。
(単発のご相談)
お母様の中にある「食べさせたい」を見直しましょう。
お母様の中にある「食べさせたい」「食べて欲しい」「もっと元気になってほしい」「もっと栄養とってほしい」という気持ちであるわけですよね。
そして、お嬢様それを見通していると思います。
見通しているからこそ、
「お母さんを言うこと聞いてくれるはず」
「私が食べないと言ったら食べてくれるはず」
と思ってるわけです。
だからこそ、お母様自身が、ご自身の「食べてほしい気持ち」と向き合うことが必要です。
お母様から「食べてほしい気持ち」を諦めることです。
すると、
「娘の体はどんな悪くなっちゃうんです」
「娘がまた入院になったらどうするんですか」って言われる方がいらっしゃいます。
きびしい言い方ですが、それなら入院しかありません。
一時的に体重を増やして、退院して、また入院する・・・そうした意味のない繰り返しを親子で経験するしかありません。
その繰り返しを何年も続ける方もいらっしゃいますが、そこからどうしたらいいかも、親子で気づくしかありません。
「こんなことやっていても無駄だ」
「本当に向き合わないと治らないんだ」
「本当に家族が毅然とした態度で接しないいけないんだ」
「一貫性をもって接しないとどうにも変わっていかないんだ」
っていうことで、ご家族が気づいていくことではないでしょうか?
もちろん、最初に気づいて行動が変わるのは、お母様でもいいですし、お嬢様本人でもいいですが。
どちらでもいいので、1日でも早く気づいていくことではないでしょうか。
接し方がわからない・・・というご家族へのサポート。
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