摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。
今回は、熱心に治ろうとする方ほど落ち入りやすい「回復つかれ」についてお届けします。
・回復が停滞している方
・摂食障害の「治り方」が分からない方
・通院しているけど、回復の手ごたえが感じられない方
などに向けて役立つ情報をお届けします。
まず「回復つかれ」を理解しよう
「つかれ」ですから、身体のつかれと同じ、と考えていきましょう。
沢山動いたら、疲れるはず。
沢山動いたら、一時的に「動きたくない」と思うはず。
摂食障害の回復つかれも、それと同じです。
回復つかれは、「治ろう」「自分と向き合おう」と熱心に取り組んできた方ほど陥りやすい状態です。
・思ったことを言葉で言おう!と思っていたのに、今は何も言いたくない。
・過去について考えてみようと思ったのに、振り返ることが面倒に感じ始める
・「きちんと食べよう」と意識することすらイヤになる・・・etc.
いかがでしたでしょう?
最近、どれかに当てはまっていませんか?
気づくことが、「変わる」第一歩
「回復つかれ」の対処法の第一歩は、「気づく」こと。
「つかれ」だと気づかないと、ますますネガティブになってしまいます。
・もう治らないのかも
・どうせ自分はダメなのかも
・治ろうとする行動自体、意味ないのかも・・・etc.
今、そんな感情にどっぷり浸ってしませんでしたか?
気づいて、「あ、これは疲れなんだ」と思えたら、まず、これまで熱心に取り組んできた自分をほめてあげましょう。
熱心に取り組んできたからこそ、疲れたのです^^
回復つかれの時にベストな方法
ココでもやっぱりいつもと同じです。
信頼できる治療者に、ありのままの状態をつ伝えること。
でも、ありのままに伝えることが出来なくて、とてもよくあるのが、摂食障害の回復とは逆方向に行ってしまうパターンです。
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