摂食障害カウンセリング
中村綾子です。
中学生時代の私は、かなり計画好きでした。
大学はカナダ留学するために、高校時代に交換留学を利用しよう。
高校3年で交換留学に行くために、高2の初めに試験を受けて。
高2の試験のために、高校入学したら英会話を習いに行こう・・・etc.
こうして計画を立てていくことで、冷静に考えて、実現していくことができました。
今のあなたは、計画を立てていますか?
『摂食障害が治る計画』
あなたは、いつまで摂食障害でいるんですか?
あなたは、いつ、摂食障害を「やめる」のですか?
こうした「治る計画」という考え方は、きっと通院していても、話題になることはないと思います。
私の7年の通院歴でも、主治医と1度も話し合ったことはありません。
そのため、摂食障害からなんとなく抜け出せないままだった時期が長くありました。
【例】として、中高校生で考えてみます。
3年生になると、受験などのストレスは必ずかかってきますよね。
理想の理想は、2年生の終わりまでに「ほぼ完治」の計画ではないでしょうか?
強いストレスがかかれば、摂食障害の症状が顔を出すことがあります。
だからこそ、その前に、「ほぼ完治」の状態を作ることが大切です。
そのために、逆算して考えてみましょう。
この1年で、どこまで治る必要がありますか?
この半年で、どんな状態まで回復させますか?
そのために、今月、何をしますか?
そして・・・「今、できること」は何ですか?
ぼーーーっと読んでいないで、紙とペンを持って、書き出してみてください(笑)。
私自身は、「治る計画」が全く無かったので、沢山のものを失ってしまいました。
大学院の教授たちからの信頼。
就職試験の惨敗。
楽しいはずの20代後半という時間・・・etc.
病気だから心配してもらえることも、ガリガリの身体だから構ってもらえることも、ずっとは続かないんです。
あなたが、あなたでいるために。
あなたが、あなたの「やりたい!」を叶えていくために。
摂食障害を、「終わり」にしていきませんか?