摂食障害の家族相談

【拒食症と体重】40㎏の壁に寄り添う家族の接し方

拒食症から体重が増える時、太った自分を受け入れられない心理。摂食障害専門カウンセラー中村綾子が解説

摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。

『体重40㎏の壁』

拒食症で大学病院に通院していた頃

「大学院に行くには38㎏」
「40㎏になれば、希死念慮もなくなる」

と、繰り返し言われていました。

大学院には行きたいけれど、
体重が増えるのは、許せない。

主治医に内緒で通学しては、
帰り道にふらふらで救急搬送・・・。

これを、何度繰り返していたのでしょうか。

38㎏になるのも、許せませんでした。

けれど、永久的に休学しているわけにも行かないので、嫌々認めていくしかなかった。

▼ただし、1ヶ月の入院で2㎏しか増えませんでした。

【拒食症の入院】アイスクリームが「強制」だった経験談
【拒食症の現実】入院は強制的にカロリー摂取を増やして、体重増加させる方法です。摂食障害専門カウンセラー自身が経験した「入院食とエンシュア、ハーゲンダッツ」で1ケ月に2㎏しか体重が増えなかった入院生活を赤裸々に公開・解説しました。拒食症のホントの回復を目指すなら、冷静に治療法を選択しましょう。

「もう太りたくない」
「こんなに太ったら生きていけない」と

毎日のように、「太るくらいなら治りたくない」と思っていました。

当時の大学病院の主治医は、「40㎏になったら、考え方が変わる」と言っていましたが…

実際は、気持ちが変わることは全くなくて、裏切られた気持ちがより一層強くなっていきました。

当時の私は、
39.9kgでもいいから、30kg台でいたかった。
どうしても、40㎏になるのが許せなかったのです。

今から思えば、通院開始時から、「洗脳」されていたように思います。

参照ブログ記事:【拒食症】私が体重38kgにこだわり続けてしまった理由

洗脳された結果であり、漠然とした恐怖だからこそ、理論的な説明はココロに響かないのです。

あなたにとっての恐怖であり、あなたにとっての「40㎏の壁」だから。

お嬢様の体重増加に振り回されているお母様方へ

ガリガリに痩せた身体から、40㎏という体重に達する頃、ものすごい恐怖と混乱が押し寄せてきます。

その時必要なのは、医学的・身体的な説明ではありません。

(NG言葉の例:『健康になるんだよ!』『赤ちゃん産める身体になるよ』。声がけについて

恐怖でいっぱいのココロに必要なのは、お母様のブレない軸です。

ブレない軸のために必要なことは、摂食障害のただしい知識です。

摂食障害のただしい知識で、「治る病気」だと実感できるだけではなく、「治り方」が見えてくるはずですから。

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