「摂食障害は治るのが当たり前」のホントの理由

カウンセリング開業12周年記念

摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。

摂食障害は治るのが当たり前。
それを、社会に広めていくこと。

私がカウンセラーとして、今の仕事をしていく中で、キャッチフレーズのように言い続けてきた言葉です。

摂食障害の回復者としてだけではなく、「摂食障害という病気」を勉強し続けてきたからこそ、言えるのです。

「治るのが当たり前」も、私の中で当たり前過ぎているみたいです。
なので、なかなか伝わらないことにギモンを感じていた時期があります。

そこで、改めて、「治るのが当たり前」の理由について、お届けします。

「食べて、寝る」は、生まれた直後から出来たことだから

食べて寝る
食べて排泄する
食べて活動する

これらは、私たちが生まれた直後から、出来たことですよね?

誰かに教えてもらったわけでもなく。
誰かに叱咤激励されたわけでもなく。
誰かに指導されたわけでもなく。

お腹が空いたら食べて
お腹がいっぱいになったら食べるのを辞めて。

見たものを手で触りたくなったり
遠くまで行きたくなったり
中身をぜーんぶ開けて見たくなったり。

これって、人間として当たり前のことなのです。

食べることがフツーになること。

これも、人間として当たり前のことです。
だから、「治ることが当たり前」なのです。

摂食障害は心の病気であり、身体の器質的な問題が始まりではないから。

摂食障害は心の病気です。
このブログでは、ずーっと繰り返しお伝えしていることですが、なかなか実感として伝わることは難しいようです。

心って、目に見えないです。
けれど、心理学的に言えば、何才になっても人は成長できるのです。

もし、生まれつき身体の一部が機能しない状態であれば、それを取り戻すことは難しいはずです。

けれど、生まれた時が健康体だった場合、心の健康は必ず取り戻せると考えます。

心の病気の「心」が変わるために、必要な3つのこと

・自力はムリ!と諦めること
・家族の問題として、家族で抱えること
・相性の良い治療者と出会うこと

諦める、という言葉は、なんだかネガティブな響きがありますが、、、

私は、治る第一歩は「自力を諦める」ことだと思っています。

理由は、心って目に見えないからこそ、第三者の客観的な視点が必要だからです。

そして、「家族の問題として、家族で抱えること」
「相性の良い治療者と出会うこと」について、より詳しくメールマガジンでお届けします。

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