大人買いしてきました(笑)。常備チョコレートたちです。
摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。
買い置き禁止が、過食症「慢性化の道」
その場しのぎ VS ホントの回復
今、どちらを目指していますか?
その場しのぎなら、買い置きの食べ物を一切排除して、「食べられない環境」を作れば、とりあえず一時的に過食がなくなるかもしれません。
でも、コンビニは24時間営業していますし、ご家族同居なら買い置きゼロは現実的ではないと考えます。
ホントの回復をめざし、時間がかかっても過食ゼロを目指すなら、「買い置きはふつうに」がポイントです。
・摂食障害になる前と同じ状態にする
・お菓子もふつうに置いておく
・「ちょっと食べたいな」と思った時に素直に行動する
という、当たり前のことを取り戻すことが優先ではないでしょうか?
私は「その場しのぎ」こそ、摂食障害を慢性化させると考えます。
家の中で、特別扱いNGと伝えるのも、同じ理由です。
買い置きがあっても、過食しない理由
冒頭の写真の通り、ひとり暮らしの自宅ではお菓子も簡単に食べられる食品(レトルト食品など)もたくさんあります。
これは、摂食障害時代、実家で暮らしていた時期も同じでした。
回復してくると、買い置きがどんなに沢山あっても過食したいという気持ち自体が沸かなくなるのです。
これは、水と同じ。
喉が渇いていると、水をごくごく飲みます。
でも、満たされたら終わります。
目の前においしい水があっても、「別に、いらない」と思うはずです。
お菓子など、過食材料と言われる食べ物についても同じです。
満たされているから、「食べたい」という感情が沸かないのです。
心が満たされてやりたいことをやっていること。
栄養が満たされて、身体に上手く循環していること。
この両方が必要なのです。
両方が上手くいっていれば、どんなにたくさんのお菓子が自宅にあっても「過食したい」と言う気持ちは起こらないのです。
甘い物好きの私が太らない理由
これ、結構興味あり、という方が多いかもしれません(笑)。
私自身も「ちょっと食べるとスグ太る」と思い込んでいた時代なら、すごく知りたかったです。
でも、答は簡単です。
食べたい時にしか食べないから、です。
甘い物好きです。
でも、自分が好きなものしか食べません。
甘い物、ほぼ毎日食べています。
でも、1番自分が食べたい時間帯のみ、食べています。
ダラダラ食べない
なんとなく選ばない。
だから、約10年太らないのです。
太らない、再発しない生き方
摂食障害は「自称・治った」という方が多い病気ですが、私自身は10年以上、元気に過ごしています。
再発がないだけではなく、「太らない身体」も手に入れることができました。
食べ物をきびいく制限したり
運動ノルマを課したりすることなく
自分に合った生き方を手に入れ、実践していくことが「再発しない、太らない生き方」だと思っています。
1冊の本にまとめましたので、ぜひご覧ください。
【電子書籍】摂食障害 再発しない生き方
過食をやめる動画講座(お母様/ご本人様)
「過食をやめる動画講座」はお母様のみが受講してくださっても、充分役立つ内容になっています。
過食を禁止すれば悪化します。
しかし…
・ただしい理解
・ただしい接し方
・ただしい買い置き
により、回復をサポートすることは可能です!
特に、過食症の場合、「家の中に食べ物があるから、過食してしまうのでは」と勘違いしてしまう方が少なくありません。
ガマンで治る病気ではありませんから、ご家族は「いつも通り」必要な食材を買い置きしておきましょう。
過食症の克服経験者として、オススメの買い置きもご紹介しいてます。
ぜひ、動画をご覧ください。