摂食障害専門カウンセラー中村綾子です。
「過食は必要なものだから、止めなくてもいい。」
そんな言葉を聞いたことはありませんか?
確かに、過食には意味があります。
心が限界まで頑張ってきた結果として起こる症状だからです。
でも、その言葉だけが一人歩きしてしまうと、
「過食はそのままでいい。」という誤解 につながることがあります。
私は、この考え方には少し注意が必要だと思っています。
過食は「症状」です
私はよく、
「過食は風邪の発熱と同じです。」
とお話ししています。
熱が出た時、
「熱は必要だから、もっと熱を出しましょう。」
とは考えませんよね。
「どうしたら熱が下がるかな。」
「早く元気になってほしい。」
そう考えるはずです。
過食も同じです。
大切なのは、
「なぜ過食が起きているのか。」
という原因を考えることです。
「過食がなくなった=治った」ではありません
ここも、とても大切なポイントです。
たとえ過食ゼロになっても、
・無気力/倦怠感
・友達と気楽に外食できない
・外に出られない
・学校へ行けない/働けない
・カロリーが気になって仕方がない
そんな状態であれば、
まだ十分に回復したとは言えません。
私が考える回復とは、
過食ゼロだけではなく、学校や仕事をムリなく安定して続けられること。
つまり、
「自立した生活を送れること」
です。
では、過食で増えた体重はどう考えればいいのでしょうか?
ここで、多くのお母様が悩まれます。
「ダイエットを勧めてはいけない。」
「でも、このまま体重が増え続けても大丈夫なの?」
実は、この二つの間で苦しんでいるご家族は、とても多いのです。
私は、
「ダイエットをしてはいけない」
とも、
「体重は気にしなくていい」
とも考えていません。
大切なのは、
過食症の方に合った順番でダイエットを考えること
そこを間違えると、
かえって過食が悪化してしまうこともあります。
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「ムリなダイエット」が目的ではありません。
健康的な体型で、学校や仕事など、自分らしい生活を送れること。
そのためのダイエットを、一緒に考えていきましょう。
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