
可愛いと言われて、フクザツな心境に。
「綾子ちゃん、スカート、ふわふわで可愛い」
友人が言ってくれました。
けれど、内心複雑でした。
これは私が大学院時代の話です。
急激な過食になって1週間で4キロ増えた時、これまで履いていたジーパンが履けなくなりました。
急激に体重が増えたせいか、お腹が膨れ上がるようで、自分の醜くなった体が嫌でたまりませんでした。
だから母に、急遽お願いして、ゴムのスカートを作ってもらいました。
家に、たまたまあった布で
急遽出来上がったゴムのスカート。
おしゃれでもなく
身に付けたいものでもなく、
ただただ過食で増えた体重と大きく変わってしまった体型が受け入れがたくて
本当に、仕方なく着ていたスカートでした。
これでも、いろんな偶然が重なったから、通学を続けることができたのです。
服装が自由な時期(実習期間中ならNG)
スカートにできそうな布が家にあった。
母は洋裁が得意。
母が洋裁をやる時間があった…etc.
もし、みんなと同じ制服を着て、学校に行かないといけない年齢だったら、
もし、体にぴったりとした体操服を着て、体育の授業を受けないといけない。年齢だったら…
もっと辛い時期になったことと思います。
【拒食症から過食】体型が変わる、自分が無くなってしまう
拒食症から体型が変わることは、
自分が自分でなくなってしまう恐怖を覚えるものです。
そして「変わった」と区切りがあるものではなく、この先も、どんどん太っていくのではないかという、はかり知れない恐怖があるものです。
けれど、一般的には、ガリガリの低体重よりずっと健康的と思われたり、もう大丈夫と思われたりしがちです。
だからこそ、心も辛くなるのです。
拒食症から体型が普通になった後こそ、家族が気をつけたいこと
こうした時期、摂食障害のお嬢様は、
もっとイライラしたり、
もっと落ち込んだり
もっと引きこもりになったり…
そして摂食障害の娘を持つお母様方は
なぜ元気にならないの?
なぜまだ食べるものを制限してるの?
なぜまだ太るのが怖いの?
と、見た目とのギャップに戸惑い、さらに接し方に悩むのではないでしょうか。
拒食症から体型が普通になった後こそ、適切な接し方が必要です。
ここで上手くいかないと、本格的な過食症に移行したり、過食嘔吐に陥ったりしてしまいます。
すると、ますます摂食障害の長期化・ドロ沼化はさけられません。
命の危機を脱した後だからこそ、ご家族が正しい接し方をじっくりと学んでいきましょう。
▼ 動画はスマホで繰り返し視聴できます。

