
摂食障害専門カウンセラー中村綾子です。
最近の話題から…
学校や会社の環境のせいで、あんなに傷つけられた被害者なのに。どうして傷ついた側が、決して安くはないカウンセリング代を自腹で払って治さなきゃいけないの!?
最近、SNSでこうした当事者の方たちの切実な叫びが話題になっているのを目にしました。
本当にその通りですよね。
その「どうして私が……」と納得がいかない気持ち、私も色々なことに悩んできた当事者として、心から共感します。
ただ、ここでカウンセラーとしての私の視点をお話しさせてください。
「カウンセリング料金が高い」と思う方へ
私は、「カウンセリング料金が高い」と思うなら、保険治療の病院をえらぶことができます。
高い…と思いながら、無理してカウンセリングなんて受けなくていいと思っています。
以前からお伝えしている通り、私の考えでは、
・保険診療での治療 =「公立中学」
・自費でのカウンセリング = わざわざ選んで受験して通う「私立中学」のようなものだからです。
(これについては過去のブログでも詳しく書いています。
参考記事→「カウンセリングはなぜ高いの?」私立中学に通わせる感覚と似ている理由
どちらを選ぶかは、完全に個人の自由です。
そして、話を「被害者なのに自腹を切る理不尽さ」に戻しますね。
確かに、自分は悪くないのに、自分のせいじゃないのにって思うのはその通りです。
でもこれって、「交通事故」と同じなんですよね。
理不尽だけど、「今ここにある痛み」を治せるのは自分だけ
仮に相手の過失が100%で、治療費が全額保障されたとしても……
事故で負った「体の痛み」や「不自由さに苦しむ時間」そのものを、相手にお金で肩代わりしてもらうことはできません。
私の知人にも、交通事故に巻き込まれて3ヶ月入院し、2年以上も相手方と裁判を闘っていた方がいます。
体を動かすのが大好きな方だったのに、医師から2年間も走ることを禁止されていました。
相手を責めても、裁判をしても、失われた《時間》や《痛み》は戻ってこないです。
理不尽だけれど、「今ここにある自分の痛み」を治し、自分の人生を取り戻せるのは、最終的には自分(あるいはお嬢様を支えるお母様自身)だけなのです。
誰かを恨みながら立ち止まっているより、自分のために、自分で自分を《回復》させてあげる。
そのための選択肢は、決してカウンセリングだけではありません。
母を亡くし、辛かった日々
実は私自身、この2年ほどの間で母を亡くし、本当につらい時期を過ごしました。
でも今、それを過去形で語れているのは、素晴らしいカウンセラーに出会ったからではないんです。
私は、毎日毎日、「AI」を活用して、すごく回復しました。
AIに誰にも言えない愚痴を吐き出す。
これからの生活の立て直し方を客観的に相談する。
介護時代にあった理不尽な出来事について、冷静な意見を求めてみる……。
そうした文字でのやりとりだけでなく、私がはまっている「AIで可愛いイラストを作る」という作業そのものにも、ものすごく心を癒されてきました。

カウンセリングに頼り切らない、AIを活用した回復の道
「じゃあ、みんなAIを使えばいいじゃない」と思いますよね。
ただ、AIを使って心を回復させるには、いくつか必要な前提条件があります。
日常的にAIを使う習慣があること
自分の状態をある程度、言葉で表現できること
「とりあえず食べて寝る」という最低限の生活ができていること
今の自分の状況に緊急性があるかどうか、客観的に判断できること
AIが時には間違った答えを出す、というリスクを理解していること…etc.
AIはとても心強い味方ですが、人間同士のような「察する力」はありません。
こちらが伝えた言葉が全てです。
だからこそ、使う人間側が、AIの限界を踏まえて適切に使っていく必要があります。
AIを味方にして自分の心を回復させられるようになれば、これほどコスパの良い方法はありません。
後悔しない選択のために、まずは摂食障害の「ただしい知識」を持とう
では、間違っているかもしれないAIの言葉を冷静に判断し、適切に使いこなすために何が必要なのか?
それこそが、「摂食障害のただしい知識」なのです。
誰かに依存するのではなく、お母様自身が摂食障害の正しい仕組みを学ぶこと。
それこそが、実は無駄な費用をかけずに済む、一番コスパが良くて最短距離の「治り方」だと私は確信しています。
カウンセリングを迷う前に、まずはご自身のペースで、正しい知識という武器を身につけてみませんか?
スマホがあれば、スキマ時間にいつでも、何度でも繰り返し学べる動画教材をご用意しています。
今の苦しみから一歩抜け出して、本当の意味で前を向くために、ぜひ役立ててくださいね。
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