摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。
大好きな場所。
それは、本屋さんです^^
最近は仕事用の本ばかり買っていましたが・・・
先日は、自分のためだけに買ってみようと立ち寄ると、ハマりました!!!
「女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと」(西原理恵子著・KADOKAWA)
きっと、何度も表紙だけは目にしたことがありました。
何度も、「売れている本なんだろうな」と思っていました。
でも、手に取ったのは、この時が初めてでした。
家で、寝る前に読み始めると・・・
止まらなくなりました!!!
自分自身と重ね合わせて、ジーンときたり
「クライアントさんの●●さんに、コレ伝えたい!」と思ったり、
以前の母の言葉を思い出し、「こういう気持ちだったのかなぁ・・・」と思ってみたり
どんどん読めます。
止まらなくなります!
翌日、仕事日だったので、途中でやめて寝ましたが、
翌日が休みだったら、きっと一晩で読み切っていたと思います。
この本1冊で、いくつも摂食障害につながるところがあり、これからのブログでもたくさん引用していきたいと思っています。
特に自立・仕事・親子関係の部分では、とても重なることが多いです。
いくつかの言葉をピックアップするなら・・・
・家賃と月収は、自立のバロメーター
・お寿司も指輪も自分で買おう。その方が絶対楽しいよ。
・道はひとつじゃないってこと。けもの道だって、道は道だからね。
・王子様を待たないで。社長の奥さんになるより、社長になろう。
・あなたが本当はつらいんだったら、たとえ殴られていなくたって、それは「暴力」です。
・女の子の人生にはタイムキーパーが必要。
・ひたすら「我慢すればいい」っていうのは、次の一手を打つことを、はなっから諦めてしまうこと。
ホント挙げればキリがないです。
心を打つ言葉が、とても凝縮されています!
イマドキの世の中は、「引き寄せ」「ありのまま」「働き方改革」「子育て支援」といった言葉がいくつもいくつもあります。
でも・・
言葉ばかりがひとり歩きして、
いろんな流行があって、
いろんな人がいろんなこと言って、
情報が混乱して・・・
身動き取れなくなっている方も少なくないのではないでしょうか?
そんな時だからこそ、響くのは経験談です!
著者が生き抜いてきた、
貧困の少女時代、
絵の成績で現実を見た時代、
結婚した相手から受けたDVと、
シングルマザーとして2人の子どもを育ててきた時代・・・・
いろんな話がリアルに響くのです。
リアルだから、厳しい。
でも、リアルだから、説得力があります。
夢を描くことは大切です。
でも、夢を現実にするには、夢物語に浸っている場合ではないのです。
摂食障害に苦しんでいる最中は、将来のことなんて考えられないのかもしれません。
でも、将来の道が見えなくて、さらに不安で摂食障害を手放せない場合も多々あると思います。
現実を見れば見るほど辛くなることもあります。
現実がツライから、避けるために過食・過食嘔吐に走ることもあると思います。
でも、その「逃げ」をいつまで続けますか?
【若さや美貌は、あっという間に資産価値がゼロになってしまう】
これも著者の言葉です。
どこに行っても、年齢制限があります。
公に制限していなくても、周りを見ればわかります。
美貌はもとより、身体の新陳代謝は変わっていきます。
20代から老化していくという説もあります。
だからこそ、摂食障害を1日も早く卒業し、安定した社会生活を手にいれることは、とても大事なことではないでしょうか?
摂食障害とは、「付き合って生きていく病気」ではありません。
付き合っているうちに、
どんどん年齢ばかり重ねてしまいます。
付き合っているうちに、
ますます治りにくくなっていきます。
付き合っているうちに、
心も身体も、フツーの状態が分からなくなります。
だから、摂食障害とは、1日も早く「終わり」にする病気なのです。
「終わり」にして
「終わった後」を考えること。
「終わった後」には、生き方としての仕事を考えること。
「生き方」、一緒に考えていきませんか?
私が摂食障害の頃、1番求めていた方法を、今のあなたにご提供します!