摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。
1月5日、新規カウンセリングの受付でした。
こうした季節、とても思い出すことがあります。
それは、生まれてはじめて心療内科を受診した時です。
その時も、ちょうど1月だったのです。
婦人科からの紹介で知った、その心療内科。
フツーの内科と同じように、すぐに受診できるものだと思っていました。
ドキドキしながら電話しても、
すでにいっぱい。
*イメージ画像です。当時の私は、携帯電話も持っていませんでした^^;;
今日明日には、受診できなくても、今週中にはどこか空いているだろう。
そんな甘い期待を抱いてしました。
数週間後の日程を言い渡され、愕然としました。
当日キャンセルが出たら、入れるとも聞きました。
そのために、こちらから電話してもいい、と。
その後、毎日、その心療内科に電話していました。
今日こそ、空きが出たんじゃないか・・・。
そんな期待でドキドキしながら。
何日も電話をかけ続けて、
ようやく「空き」にたどり着きました。
当初の日程より、少しだけ早く受診がきまりました。
これで、治る。
予約が取れたこと自体、大きな大きな希望でした。
受診したら、何もかも分かってくれる先生がいて、
受診したら、今の苦しさからも解放されて、
受診したら、食べようとしても食べられない状態がすぐに治って・・・
そんな期待と希望でいっぱいでした。
けれど・・・・
実際は、その後、7年も続く摂食障害のはじまりだったのです。。。
・・・
今、振り返って、わざわざこの話題を書いたのは理由があります。
初心忘るべからず
それを自分自身にも言い聞かせるためです。
予約って、希望。
カウンセリングには、とても多くのクライアント様がお越しになっています。
名古屋でのカウンセリングに、新幹線でお越しになる方も多いです。
予約が取れたこと。
予約が出来たこと。
カウンセリングまであと●日。
そんな期待と不安とドキドキをいっぱい抱えて来談される一人一人の想い。
それらを、私は、ずーっと大切にしていきたいと思っています。
大切だと思っているからこそ自分自身のコンデションを整えること。
カウンセリングを向上させるために勉強し続けること。
そして、お引き受けできる人数に制限を作っていくこと。