暑さと食の悩み。中高生のお母様へ、過食症・拒食症の向き合い方

摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。

暑いですね。。。
名古屋、暑いです。
はるばるお越しになるクライアント様に、なんだか申し訳ないほど、暑いです^^;;

暑いと、イヤになります(笑)。

暑いと、摂食障害に悩む人たちは、さらに2極化する印象があります。
もちろん、かつての私も。

1.暑いから過食になる人
2.暑いから拒食になる人
3.私が経験したコンビニ食からのアイスクリーム
4.暑い時の「食べる」解決方法

1.暑いから過食になる人

暑くて過食・・・といっても、
ガッツリ栄養価の高いものを食べることは少ないと思います。

暑いから、イライラ。
暑いから、そわそわ。
夏だから、みんな楽しそう。
夏なのに、一人で何やっているんだろう・・

そんな気持ちから、冷たいものばかりに走ったり。
夜、ちょっと涼しくなってきた時間帯に、昼間食べなかったせいで、食欲の反動が来たり。

暑さでイライラも伴って、
普段の過食が酷くなる人たちです。

2.暑いから拒食になる人

暑いので、拒食・過食に関係なく、
ふつうの人たちでも、「暑いから食べたくないかも」ということはあるかと思います。

けれど・・・

ふつうの人たちは、

・体力が落ちるのはよくない
・少しは食べないと!
・ダルイと仕事できないし!

こんなふうに、「食べないとこまる!」という意識が少しはあって、少しは自身で改善していくと思うんです。

けれど、すでに拒食症になっている人たちで、「暑いから食べたくない・・・」にハマってしまうと、さらにキケンになっていきます。

・食べられないことを、「暑さ」で正当化してしまう。
・「食べられない自分って可哀想」という考え方が加速してしまう。
・体重減少も「夏バテ」と正当化してしまう・・・etc.

つまり、暑さを自分の都合のいいように使ってしまいがちです。

3.私が経験したコンビニ食からのスイーツ過食


*写真はイメージです。

私が摂食障害の頃(パン教室時代)、暑さで1番ダメージを受けたのが「自炊」です。

暑い

食事を作りたくない

食べるものがない

コンビニへ

いつも「とろろ蕎麦」

物足りない

スイーツを食べ始まる

足りないから、どんどん食べる

太る

さらにイライラ

さらに暑いことにイライラ

という負のループに陥っていました。

決してコンビニの「とろろ蕎麦」が悪いわけじゃないんです。
でも、そればっかり食べて、満腹にも満足にもならず、スイーツに走ってしまい、さらにイライラを加速させていたのです。

4.暑い時の「食べる」解決方法

じゃあ、どうすればいいのか?
暑い時、拒食・過食に走らずに、解決する方法は無いのか?

答は、とてもシンプルです。

フツーに食べる。

ほぼ、いつも通り。
ほぼ、同じ内容。
ほぼ、同じ時間帯。

ただ、それだけです。

でも、すでに拒食・過食になっている人にとって、それが1番難しいんじゃないの!?という声が聞こえてきそうですが・・・

だからこそ、取り組むことはコレなのです!
食べても食べても満腹にならない時は、【米】を見直そう

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