名古屋市・刈谷市
拒食症の母娘が笑顔になるカウンセリング
中村綾子です。
梅雨の時期、すごく思い出します。
うつうつとした気分を振り切るために、無理やりヨガに行って疲れ果てた日。
蒸し暑さにイライラして、ますます食べられなくなった日。
摂食障害真っ最中のころの私は、こんな言葉ばかりでした。
「どうせ、治らないもん。」
「ガリガリに痩せて倒れた時、みんな心配してくれるんだ。」
「何やってもうまくいかない。」
「もっともっと痩せちゃえばいい!!」
「どうせ、私なんか・・・」 etc.
暑さで、食べられないことを、自分でどうにかしようと考えたことがありませんでした。
いつも「人のせい」「周りのせい」だったからです。
けれど、摂食障害が回復に近づくにつれて、少しずつ『変化』が出てきました。
とにかく、入院がイヤでした。
入院しても、治らないことが分かっていました。
入院すれば、多額の治療費がかかることを痛感していました。
だからこそ、家の中で、どうにかしよう!と。
でも、エンシュアやラコールといった栄養剤は、一切飲めませんでした。
そして、さらに考えてたどり着いたのは・・・
『抵抗なく食べれるものを、常備する』
1番役立ったのは、「飲むヨーグルト」です。
コンビニなどで売っている、1本150円くらいのものです。
ヨーグルトなら、毎朝食べるほど、好き。
でも、1日2回食べるのは抵抗がある。
毎回、器に出すのも面倒。
だから、「飲む」ヨーグルトなんです。
パッと出して、パッと飲む。
何も考えない!!
カロリーを見ても、見なくても。
空腹を感じていても、感じていなくても。
とにかく飲む!!
すべては、入院に戻りたくない『自分』のため。
そして、フラフラな身体を、ほんの少しでもラクにするため。
だから、飲む!ことを、続けました。
段々、身体がラクになっていくと・・・ちょっとずつ食べようという気持ちが戻ってきました。
・・・
誰かに言われたからやるのではなく、あなたが、あなた自身のために決ていく。
誰かが誉めてくれるからではなく、あなた自身がラクになるために対策を考える。
「これまで」と同じ生活では、また入院になってしまうかもしれません。
「これまで」と「これから」を変えていくからこそ、違う結果が手に入るのではないでしょうか?
私にとっては、入院を回避作戦は、飲むヨーグルトでした。
あなたは、どんな『作戦』で、入院を回避していきますか?