摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。
摂食障害の頃
食べられないモノが
たくさんありました。
でも
「食べられないモノ」の多くは
ホントは大好きなモノでした。
大好きだけど
「太るモノ」に分類されると
「食べられないモノ」に変わりました。
「食べられないモノ」に変わったモノを
自分は嫌いなんだとか
自分には必要ないんだとか
いろんな表現で思い込ませていました。
でも、
心の中で
モヤモヤが沸いて
よく分からないイライラに変わって
それでも「ホントは食べたい!」なんて
言えませんでした。
「食べられないモノ」が
食べられるようになってしまったら
一体自分はどんな体型になってしまうんだろう?と
恐ろしかったから。
でも、
ずーっとそんなモヤモヤ・イライラを
ねじ伏せていると
ずーっと自分が苦しいことに
私は、気づくまでに何年もかけてしまいました。
そのモヤモヤを抱き続けたまま、過食に変わっていくと、食べたいものなのか、食べたくないものなのか、そんな判別もしないまま、やみくもに詰め込んでしまう・・・という自分が、恐ろしくなっていきました。
・・・
摂食障害が治って嬉しいことは、
「元々好きな食べものを、『好き!』『美味しい!』と躊躇なく言えて食べられること」
です。
冒頭の写真は、先日のぜんざい。
大好きな白玉入り(笑)。
摂食障害の頃は、「白玉=炭水化物」「真っ白の炭水化物は太るたべもの」として、白玉をすーっと避けていたなぁと思い出した時間でした。