【拒食・過食の回復】ご家族の役割・カウンセリングの役割・病院の役割

家族は見守っているしかないですよね?
摂食障害の娘は、何もかも私に聞いてくるんです。
拒食症だから食べられるものを用意するのがタイヘンです・・・etc.

摂食障害の母親カウンセリングでは、こうした声がとても多いです(単発でもご相談可能です)。
でも、ご家族の役割を超えてしまっていませんか?

こんにちは。
摂食障害専門カウンセラー中村綾子です。

私は拒食・過食・過食嘔吐を経て、計7年で摂食障害を克服しました。
摂食障害専門カウンセラーとして起業し8年目ですが、その後の再発もなく、体重・体型もずーっと維持しています^^

今回は、拒食・過食の回復について「それぞれの役割」を開設していきます。

拒食・過食の回復:ご家族の役割とは?

拒食・過食の回復のために、ご家族の役割とは・・・

家族としてフツーに接することです。

ただ、それだけです。
「フツーに接する」とは、年齢相応の接し方です。

中学生以上であれば、以下のことが「できるはず」です。

・・・・・・・・・・・・・

お腹が空いた時にお腹が空いたと言って、自分で何かを用意することは出来るはずです。

お腹が空いてもガマンしないといけない時(授業中や電車の中など)には、ガマンするはずです。

欲しいものがあった時、「コレ買っていい?」とご家族に許可を求めるはずです(おこずかいの範囲を超えた時)。

●●に行きたいということがあっても、ほとんどの場合自力で行けれるはずです。
自力ではどうしても行けれない場合に限り、「●●に行きたいから、車で乗せていってほしい」と言えるはずです。

学校の勉強と友達との遊び。この区別もつくはずです。

食事とお菓子の区別、「食事>>>お菓子」という常識も身についているはずです。

病気になったら学校を休むけれど、元気になったら学校に行く、ということも知っているはずです。

何か分からないことがあれば、ネット検索したり、本で調べたり、人に聴いたりする力があるはずです。

人との約束は守らないといけないと知っているはずです。

決まった時間には、遅れてはいけないことを知っているはずです。

・・・・・・・・

いかがでしょうか?
これらは「知っていること」「出来るはずのこと」ですよね?

拒食・過食だから、「ウチの子はできないんです・・・」とばかり言っていませんか?
ご家族のほうから、「出来ない子」と決めてしまっていませんか?

回復のためにご家族が出来ることは、フツーに接することです。
病気だから出来ないのではなく、ご家族が先回りして「(お嬢様にとって)自分でやらなくていい環境」を作り上げているから、「できなくなっている」ように見えるのです。

拒食・過食の回復:家族・病院・カウンセリングそれぞれの役割とは

この3つの円、ぜひお手元の手帳などに書き留めておいてください。
何度も何度も思い出してください。

摂食障害専門カウンセラーとして、それぞれの役割をこんなふうに考えます。

家族の役割:ふつうに接すること
病院の役割:身体を診ること
カウンセリングの役割:心の問題と向き合うこと。

3つが重なった中央、星印で示してあるところが、摂食障害のお嬢様の場所です。

お嬢様には、3つのサポートが必要なのです。
同時に、ご家族が「治療者代わり」をするのはNGです。
あまりにも、お嬢様がご家族だけに頼り切って、ご家族がなにもかも応えてあげてしまうと、共依存に陥るリスクが高くなってしまいます。

拒食・過食の娘を、とにかく病院に行かせたい!というお母様へ

上記の通り、私は拒食・過食の回復には、病院に行くことは必要だと思っています。

ですが、「病院に行きさえすれば治る」というほど拒食・過食はカンタンな病気ではありません。

病院に行くなら、病院の中身を吟味する必要があります。
これはカウンセリングでも同様です。

名前だけでは、中身は分かりませんから。

よくあるご質問ですが、「摂食障害は、精神科に行く?心療内科に行く?」という疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。

摂食障害なら●●科!という意見、私はこう考えます。
次回のメルマガ(3/16(火)20時配信)でお届けします。

無料:摂食障害メルマガへのご登録はこちらからお待ちしております!