摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。
年末年始に実施しましたプレゼント企画です。
メルマガ読者様から頂きましたご質問に、私カウンセラー中村綾子は回答していきます!
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ただし、いただきましたご質問から、こちらの判断で言葉を補ったり質問の内容を一部修正したりしていることをあらかじめご了承ください。また全ての摂食障害の方に当てはまるとは限りませんことも、併せてご了承ください。
しかし、例えば家族が亡くなっていたり家族と離れていたり生存はしているけれど理解が得られず一人でどうにかしなければならない場合は完治は不可能なのでしょうか?
とてもよく考えられていて大切な質問だと感じています。
そのため、回答が【長文】になってしまいましたが、じっくりお読みいただけると嬉しいです。
ただし、この回答は、
「摂食障害なのはあの子なんだから、自分でなんとかすればいいのよ!」といったお母様方の考えをサポートするものではありません。
繰り返し記載していますが、あくまで摂食障害とは「家族でかかかえる問題」というのが、カウンセラーとしての考えです。
3つの項目で回答いたします。
1.完治・卒業:言葉を定義しましょう。
まず、完治と卒業は違います。
そして、摂食障害専門カウンセリングで目指すのは卒業です。
完治っていうのは、読んで字のごとくですが、完全に治った状態です。
私の解釈としては、一生その病気にならないという状態です。
一方、卒業というのは基準に対しての卒業です。
学校の卒業と一緒です。
中学を卒業しても、後々、中学校で習った事柄を忘れることがあるように、その後の人生がどうなるかは分かりません。
摂食障害も同じです。
卒業後、
急に大切な人が大変な目にあうかもしれないです。
急に大災害に見舞われるかもしれないです。
急に長年つとめてきた職場を離れることになるかもしれません。
そうした出来事があっても、ぜったいに摂食障害を再発させない、といえるかどうか、誰も分からないことではないでしょうか?
その後の人生に何が起こるか分からないのだから、絶対二度と摂食障害にならないっていう考えはあんまりしない方がいいんじゃないかなと思っています
2:摂食障害の卒業について
次に結論ですが卒業は可能です。
幼い頃にご両親を亡くしていたり
ご両親と絶縁状態だったり
同居していてもご家族が病気であったり
いろんなご相談を承っています。
ただし、とても大事になってくるのが、摂食障害のご本人が経済的独立を完全にしているかどうかです。
これが学生さんの摂食障害で難しいことの一つです。
ここに行きたい
この学校に行きたい
このカウンセリングを受けたい・・・と言っても、
経済的独立がない場合、それは叶えることが難しいですよね。
そのため、経済的独立という前提があれば、ご家族がいない・理解がないってことであっても卒業は可能だと考えます。
3:カウンセリングで過去の感情を出すということ
カウンセリングとは、ただ話すだけ。
カウンセラーとは、ただ話を聴いているだけ。
これまで勘違いしていませんでしたか ?
カウンセリングでは、過去を整理していくことで、未来へのエネルギーにつなげていきます。
吐き出すだけではないのです。
吐き出すだけで解決はしないのです。
これが、カウンセラーとして、私が1番強調したいことです。
カウンセリングとは何なのか?
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