【公認心理師の受験勉強】事例問題をはやく解くコツ?!

カウンセラー中村綾子です。
第3回公認心理師試験にむけて、受験生としてのリアルな生活をお届けしています!

・公認心理師試験の問題集えらびに悩んでいる方
・資格試験の勉強と仕事の両立に悩んでいる方
・第4回公認心理師試験(2021年)を受験予定の方

などのために役立つ情報をお届けします!

繰り返し書いていますが、私自身も受験生です。
2020年12月20日に実施される第3回公認心理師試験が、はじめての受験です。
このブログはアドバイス記事というより、イチ受験生のリアル経験談としてご活用ください。

これまでの公認心理師の受験勉強に関する記事は、こちらの一覧をご覧ください。

今回は、「問題の解き方」をほぼ初めて取り上げます。

公認心理師試験は、ご存知の方も多いと思いますが、知識問題と事例問題で構成されています。

全体的に問題数が多いため、「時間切れ・・・」という声も少なくありません。

そんな中、私自身が過去TOEIC試験から編み出した「早く解くコツ」をお届けします。

事例問題:最大のコツは全部読まないこと

これは、TOEICとの共通点として感じたことですが・・・
TOIEICも英文がとてもとても長い・・・という設問がありました(少なくとも当時は)。

それを1語目からぜーんぶ読んでいたら、とても間に合わないのです。
そこで、教えてもらった方法が、「全部読まない」です(笑)。

選択肢⇒本文の中で関連する場所を探す⇒その前後だけを読む

という方法でした。

これを応用したのが、今回お届けする公認心理師試験の事例問題の解き方です。

事例問題を「分解」して考える

事例問題を「分解」すると、この図のようになります。
つまり、3部構成で出来ている、と考えます。

本文とは、「不登校に悩む小学生Aと母親Bが・・・・」などで始まるよくある相談例です。

「最後の1文」とは、「公認心理師として、●●の場合、適切なものを選べ」と具体的に問う文章です。

選択肢は、そのままですが、回答として実際に選ぶ選択肢です。

事例問題を解く「順番」がある

時間がない・・・という方は、大抵、最初の1語目からずーっと読んで、その後選択肢を読む、という「ふつう」のやり方をしてしまっている場合が多いようです。

ですが、私は上記の通り、「全部読まない」を意識した結果、こんな順番で解いています。

1.最後の1文だけに目を通す

2.選択肢を「見る」

3.最初から読む

「2」の時点で、選択肢が半分に絞られることも少なくありません。

事例問題でむつかしく感じるのは、

・誰が
・何を
・誰に対して
・「適切かどうか」

を問われているのか、分からなくなってしまう・・・ことだと思います。

「最後の1文」を最初に読むメリット

大抵の事例問題では、公認心理師としての対応を問われるわけですが、

「最後の1文」の記載の仕方が、

・あなたは公認心理師として・・・

と記載される場合と、

・公認心理師Bは・・・

と記載される場合があります。

このブログ上でこうした記載をみても、カンタンに思えるでしょうが・・・実際の試験問題でたくさんの文章を読んでいると、

・母親Aの場合と、「小学生Aの母親」
・男性社員Aの上司B
・小学生Aの担任B・・・etc.

とイロイロな表現があり、本文を1語目から読んでしまうと最後の1文にたどり着くまでに、誰がAだかBだか分からなくなってしまう・・・という状態に陥ります(私は模試で何度も経験済みです(汗))。

そのため、「最後の1文」をあえて「最初」に読むことで、「問われているモノ」を整理できるメリットがあります。

イロイロ書きましたが、私も第3回公認心理師試験の受験生の身です。このブログで書いていることが、合格体験記になるよう祈りつつ、日々勉強しています。

今、同じく受験生の方も、第4回公認心理師試験を目指している方も、このブログを読んで「いろんなやり方があるんだな」と少しでも参考になればうれしいです。

次回の模試などで試してみてくださいね。

こちらに記事もおすすめです。

【公認心理師試験の受験勉強】2月の模試を活かすコツ・勉強法の見直し