カウンセラー中村綾子です。
先日から「摂食障害と●●」をメルマガ読者さまを対象に、募集させていただきました!
早速ご応募をいただきましたので、今回ブログで取り上げさせていただきます。
これから応募したい!という方も、メルマガへのご返信で承りますので、ぜひメルマガをお読みください。*無料メルマガはこちら
今回ご応募いただきました「摂食障害と●●」は、
健康食(ヴィーガン食、菜食、無添加など)
です。
私の7年間の摂食食害時代には、いろんな時期がありましたので、単純に摂食障害の頃は●●で、回復したら△△になりました!とは表現しづらいです。
なので、今回いただきました「健康食」については、どうやってブログ記事にするかかなり迷ってきました。
そこで、まずは摂食障害の頃にいだいていた(ゆがんだ)考え方をご紹介し、それぞれについて別記事で取り上げていきたいと思います。
そのため、今回の内容は、【摂食障害と健康食(3)】まで続く予定です。
摂食障害の頃:極端な考え方
きっと、挙げればキリがないほどイロイロあったことと思います。
また今から振り返っても思い出せていないことも沢山あると思います。
なので、主なもの3つ挙げてみると、こんな感じです。
・カロリー第一主義
・市販品への潔癖症的な考え方(売っているものを汚いと感じて食べられない)
・添加物が入ったスイーツは太りやすい(なので、高級志向へ)
これら1つ1つについて、補足と摂食障害のビフォーアフターとしてご紹介していきます。
摂食障害の頃:カロリー第一主義でした
カロリーが低ければ何でもいい!
拒食の時も太ることを極端に避けていたので、もちろんカロリー制限はしていました。
カロリーを沢山摂ることよりも、「カロリーが怖い」「たべものが怖い」といった自分でも理解しがたい感情に支配されていました。
カロリーが分かると怖い。
でも、カロリーが分からないもの(表示がないもの)も怖い。
結局、怖がってばかりで、理由をつけてばかりで、何も食事が進んでいかない・・・という時期もありました。
カロリー志向が大きくなったのは、どちらかと言えば、拒食より過食になってからかもしれません。
どんどん増えていく体重が恐ろしくて、とにかく痩せなきゃ、これ以上太ったらどうしよう!?
そんな気持ちでした。
過食時にハマったのは、
ダイエット食品です。
これについては、別記事で書いていきたいと思いますが・・・
決してオススメ出来るものではありません。
人工甘味料や身体を冷やすたべもののオンパレードでしたから。
カロリー第一主義はどう変わったのか?
これも説明が難しいのですが・・・
いきなりすべてが変わったわけではなく
急に「カロリーなんて気にしない!」と吹っ切れたわけではなく、
気持ちにも、行動にも、とても波がありました。
けれど、今から思い出してみると、「気づき」はいくつもありました。
・カロリー計算していても、全然やせていかない
・食べたもの全部書き出していても、一旦過食すれば、書ききれないほど食べてしまう
・ホントに食べたいものが全然食べられない
・ダイエット食品で満足しないまま、結局過食になってしまう
やっぱりこれも、過食が始まってからのほうが、「気づき」も「変化」も多かったように思います。
ダイエット食品より、ホントにおいしいものを食べよう
過食が止まらなかった時、いろんな人に相談しました。
専門家の方も、専門家じゃない方にも。
友達にも。
身体にいい・悪いも、もちろんあるけれど、「おいしい」はどこにもない。
華奢な友人たちは、ケーキを美味しそうに食べていて、
太ってイヤでたまらない自分は、ケーキを美味しく食べられない。
この矛盾って何なんだろう。。。
すっごくモヤモヤしていきました。
そして、ある時からダイエット食品を買うことを辞めました。
ダイエット食品は、ホントに食べたいものじゃない。
ダイエット食品を、ホントは「おいしい」と思えていない。
ダイエット食品は、「過食を止めてくれる魔法」じゃない。
怖かったし、ドキドキしたし、不安だったし。。。
でも、いつ頃からか、私の中である想いが沸いていました。
「おいしい!」って思って食べるなら、たくさん食べてもいい。
「おいしい!」って思って食べて、太るなら、もう仕方がない。
ホントに「おいしい!」って思えたなら、その後ちょっとは運動したり、何かして痩せようって思えるだろうし。
何より「おいしい!」って思って食べたら、元気になる。
そんな風に・・・
今から思い出していても、なんだか涙が出てきますが、いろんな思いがあって、いろんな葛藤があって、少しずつホントに少しずつ「おいしい!」って思えないモノを食べるのは、やめようと思って、「食べ方」「選び方」を変えていきました。
・・・
今回の記事は、私が摂食障害時代に抱えていた「カロリー第一主義」を、ご紹介させていただきました。
これが、「健康食」への直接的な回答にはなっていないかとは思いますが、「食のこだわり」が変わっていく過程の中には、いろんなことがあって、いろんな気持ちの変化があってこそ、変わっていったのだと思っています。
上記のとおり【摂食障害と健康食(3)】まで続く予定です。
他にも、摂食障害ビフォーアフターとして、取り上げてほしい「食べもの」がありましたら、ぜひメルマガへのご返信で教えてくださいね。
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