【ご家族向け】摂食障害の「治りたい気持ち」を引き出すコツ


*メルマガのスケジュール設定ミスがありました。
*このブログ記事で【予告】をしている内容は、3月13日(土)20時に改めて配信いたします。

摂食障害カウンセリングは、本人が受けるんでしょ!?
家族は見守ることしかできないですよね?
娘が治そうと思わない限り、治らないですよね?

今、そんなふうに思っていませんか?

こんにちは。
摂食障害専門カウンセラー中村綾子です。

当オフィスのカウンセリングでは、約半数がお母様のみの「母親カウンセリング」です。
摂食障害専門カウンセリングという言葉からは、「摂食障害に悩んでいる人が行くカウンセリング」とイメージされるかと思いますが、

お母様自身も、お嬢様と同じくらいか、お嬢様以上に悩んでいませんか?

同時に、摂食障害の「正しい治り方」を身に着けていくことも、ご家族としてのサポートにはとても大切なことです。

ご家族がつい言ってしまうNGな言葉たち

ご家族の焦りが先立ってしまうと・・・

・摂食障害のままで、将来こまるよ!
・将来子どもが産めない身体になってもいいの!?
・食べて吐くなんてわがまま(贅沢)だ・・・etc.

どれもこれも、言いたくなる気持ちは分からないでもないですし、「ぜったいに言ってはいけない言葉」が存在するわけではありません。

でも・・・


摂食障害の根本は何か、考えていますか?
摂食障害の根本が解決するために、どれだけのことをしてきましたか?
摂食障害は、わがままでもダイエット病でもないことを、ホントに理解できていますか?

人は・・・

食べることは快楽です。
食欲とは本能です。

それらに逆らうことでしか、自己表現ができない状態。
それが摂食障害です。

拒食・過食・過食嘔吐の区別は、必要ありません。
心の問題を、「食」を通して訴えている状態に変わりはないからです。

治りたくない人は、ホントはいない

これは、他の依存症として置き換えて考えればすぐに分かるはずです。

アルコールの飲み過ぎで身体がボロボロになって、家庭も崩壊して・・・という方が、ホントに治らなくていいと思っているでしょうか?

口先では、「どうなってもいい」「自分の人生なんて」「酒だけが・・・」という言葉があるかもしれません。
でも、その背景には、そう言わざる得ない理由があるはずです。

摂食障害も同じです。

治ることに積極的になれない。
治りたいと言えない。
治すための行動を起こせない。

これには、何らかの理由があるはずです。
理由があっても、言えない。言えない、気づいていない、言ってはいけないと思っている。。。

だから、「別に治らなくていい」と言ってしまったり、そういう行動をとっているのではないでしょうか?

「治りたい!」を引き出すコツとは

冒頭でお伝えしたような、「治らないと〇〇できないでしょ!?」「そんな身体のままでいいの!?」というのは正論です。

正論なので、正しい意見です。
正しい意見なので「言ってはダメな言葉」ではありません。

ですが、治ることに積極的になれていない段階では、逆方向に進んでしまいがちです。

だからこそ、お母様にお伝えしたいことがあります。
詳しくは次回の動画でお届けします。

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*3月13日(土)20時配信になりました。
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