【摂食障害】転院が拒食・過食の回復に与える3つの影響


摂食障害は、この病院で治っていくのかなぁ?

この通院を続けて意味あるのかなぁ?

カウンセリングが「おしゃべり」みたいで、ホントに回復するのかなぁ?

そう思いながら摂食障害の通院をなんとなく続けていませんか?

こんにちは!
摂食障害専門カウンセラー中村綾子です。

私は約7年の摂食障害歴の中で、転院10回です(くわしくはこちらをお読みください)。

その経験から、転院についてお伝えしたいことを、今回のブログ記事にまとめてみました。

摂食障害の転院について、個別にご相談も承っております。
単発のご相談」をご覧ください。

転院が、摂食障害の回復に与える3つの影響


摂食障害の回復には、治療者との関係がとても大切です。

私は転院にはそれほど反対ではありませんが、安易な転院は回復につながらないだけではなく、時間の浪費になってしまいます。

そこで、転院を決める前に、転院が摂食障害の回復に与える3つの影響について、考えてみたいと思います。

・主治医・カウンセラーとの信頼関係がふりだしに戻る
・摂食障害の治療方針が変わる可能性がある
・初心に帰る

この3つは、良くも悪くも起こり得ることです。

それぞれについてご紹介していきます。

主治医・カウンセラーとの信頼関係がふりだしに戻る

治療者とクライアント様の信頼関係が、振り出しに戻る、というのが1番に挙げられます。

1対1の「人」のやり取りですから、新しい治療者(医師・カウンセラー)に出会った場合、「はじめまして」になるわけです。

仮に紹介状があっても、それは第三者からの意見に過ぎません。

「あなた」と治療者の間で、少しずつ少しずつ信頼関係を作っていくことが必要になります。

「ふりだしに戻る」と記載しましたが、そもそも「信頼なんてしていなかった」という場合もあるかもしれません(笑)。

そんな時は、転院先で、「次こそ信頼関係を築いていこう」と思えたらいいかなぁと思います。

摂食障害の治療方針が変わる可能性がある

コレは、結構慎重になったほうがいいことです。
私自身は、転院10回ですが、転院する前に「次の先生がぜんぜん違う考え方で、自分が混乱したらどうしよう!?」といつも不安でした。

摂食障害は心の病気です。
心だから、外側から目で見ることができません。

そのため、「治療者が感じたこと=あなたの状態」になりやすいです。

摂食障害はぜったいに効く薬というのも無いでしょうし、治療者によって考え方は様々のようです。

転院によって治療方針が変わるのは仕方がないことですが、転院前に対策をしておくことがとても大切です。

・転院先(候補として考えているところ)の書籍があれば、すべて読む
・ホームページやブログがあれば、隅々まで読む
・過去の勤務先が記載してあれば、どんなところか検索する

転院前にできるかぎり情報収集しておきましょう。
その上で、納得できそうであれば転院を考えてみましょう。

初心に帰る


コレは、転院する時のメリットではあります。
ただし、注意点もありますので、最後までご覧いただければと思います。

新しい医師・新しいカウンセラーのもとに行くと、「初心に帰る」というメリットは大きいです。

・ホントに治りたい気持ちを再確認できる
・これまでの通院に区切りをつける
・摂食障害に気づいた時の原点に立ち返る…etc.

新しい医師・カウンセラーのもとに行くとき、誰もが一大決心だと思います。

一大決心で勇気がいることだからこそ、「初心に帰る」というメリットを上手く活かして回復につながることはいいと思います。

ただし、転院の注意点としては、過剰な期待です。
特に紹介などを経て、新しい病院・カウンセリングに行く場合、実際に顔を合わせる前から「●●先生の紹介だから」「●●先生が、いい先生と言っていたから」などの先入観があります。

そうした先入観から、「次の病院に行ったら、治る!」など過剰な期待を抱きがちです。

しかし、すでに摂食障害が1年以上続いている場合は、どこの医師・カウンセラーのもとに通っても、回復には時間がかかることを知っておきましょう。

病院によっては紹介状などが必須の場合もありますが、それ以外の時は、自力でネット検索して探すことをオススメします。

自力で見つけるかどうかも、相性の1つだと思っています。
(これが、私が他の医療機関などを紹介しない理由の1つです)。

転院を迷ったら、セカンドオピニオン的に第三者の意見を聞こう

摂食障害の治療法については、様々な考え方・意見がありますので、転院が必要なことはあります。

しかし、安易な転院は、オススメしません。

摂食障害の転院前に知ってほしいこと
転院先を調べている時にチェックするポイント
初診予約がすぐに取れなかった時に考えること
初診時に、確認したほうがいいこと
「薬を使いたくない」「カウンセリングを受けたい」などの要望の伝え方…etc.

転院を10回経験してきたカウンセラーだからこそ、お伝えできることがあります。

転院についてのご相談も、単発のご相談で承っております。
*一部リニューアルしました。

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