公認心理師・中村綾子です。
カナダ留学、6年間していました。
毎年、夏になると、旅立った日や帰国した日を思い出します^^
今回のブログ記事では、私自身も抱えていた海外在住だからこそのお悩み、を取り上げます。
*当オフィスでは、海外在住の方からもご相談の依頼を多く頂いております*
*ありがとうございます*
海外在住だからこその悩み
海外生活の長さによって異なるとは思いますが…
・日本語をキープする方法は?
・海外の資格は、日本で通用する?
・このまま海外で働くか、日本に戻るか情報が無くて困っている
・英語ができないだけなのに、頭が悪いと勘違いされてしまう
・食生活が合わなくて、太ってしまった
・今の仕事●●は、日本在住の人にもニーズがあるか?
・日本語と英語がぐちゃぐちゃになってしまう
・日本在住の方向けのビジネスを広げたいけど、海外生活が長くて日本のことがよく分からない
・ドライな人間関係になじめない
・このまま海外生活を続けて進学するか、家族が離れ離れになっても帰国して進学するか…etc.
お子様の進学の悩み、ご自身の就職の悩み、すでに海外でお仕事をされている方のお悩みまで、いろんなお悩みがありますよね。
私自身が、もし大学時代に日本語で相談できたらよかったのに…と思う場面がたくさんありました。
日本語のニュアンスが伝わらないもどかしさ
コレは、私自身の実体験が大きいです。
ビクトリア大学在学中、燃え尽き状態でした。
勉強ばっかりの生活をずーっと続けていたので、当然といえば当然ですが。。。
大学のキャンパス内にカウンセリングセンター(?)みたいな立派な建物がありました。
そこには複数のカウンセラーが常駐して、各カウンセラーが個室を持っていました。
大学時代の終盤、勉強の成果がぜんぜん上がらない時期があり、カウンセラーには大変お世話になりました。
燃え尽き状態であること
勉強スキルを学ぶこと(←コレには、別で専門のカウンセラーがいました)
リラックス方法…etc.
ホントに出会えてよかったと思う女性カウンセラーでした。
一方で、日本人独特の「感じ」や、日本語独特のニュアンスを伝えるのが難しく感じました。
なんとなくホッコリする感覚」とは異なり、「がんばって英語で悩みを話す」ことが大変でもありました。
さらに…帰国前のタイミングだったので、この先、日本でやっていけるんだろうか?という不安が大きかったですが、カナダ人カウンセラーには、そんな悩みを打ち明けたところでアドバイスなんて無いし…と思ったりしました。
帰国する前に、日本の情報を仕入れたい
今はインターネットで何でも情報が入る時代です。
しかし、ナマの声を知るのは、やはり1対1の時だけではないでしょうか。
私自身が知りたかったのは、
・海外大学卒で、日本の大学院に進んだ人が抱くストレスには、どんなものがあるの?
・日本への再適応(逆カルチャーショック)は、どれくらい続く?
・就職も日本で、と決める理由は?
など、帰国前の心の準備として、聞いてみたいことは沢山ありました。
だからこそ、当オフィスでは海外在住の日本人の方に、様々なサポートを行っています。
海外在住の方に、当オフィスがサポートできること
◆駐在の方
ご両親からのご依頼が多いです。
「●●頃、日本に帰国予定なんですが…」というお声ですね。
特に、お嬢様が摂食障害を発症している場合、日本の病院情報やカウンセリング状況などについても、ご相談に応じます。
◆留学生の方
進路の悩みは、選択肢がたくさんあるようで無いように感じたり、思春期と言う時期も重なってフクザツですよね。
帰国子女受験で日本の大学進学を狙うのか
そのまま海外で進学するのか
海外で進学した場合、その後の仕事はどうするのか…
日本を離れたくて海外留学した場合でも、日本を離れすぎている不安もあるかもしれません(私の場合は、コレが大きかったです)。
◆ビジネスの方
最近、よくいただくご相談です。
海外在住の方が、公認心理師試験を受験する/しないか判断に迷う…というお悩みも多く見聞きしますが、カウンセリング以外のお仕事でも、
・日本人向けの情報発信についてのお悩み
・仕事をしながら、子どもの日本語教育のお悩み
・日本と海外を行ったり来たりするメリット/デメリット…etc.
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当オフィスでは、開業時から海外在住の方からのご相談依頼を多くいただいております。
生活・語学・メンタルなど、ご要望に応じて出来るかぎりサポーとさせていただきます!
海外在住の方に、対応できる時間・お支払い方法
私自身も留学時代に時差の関係で、日本に連絡することは悩ましいことが多々ありました。
その経験を踏まえ、当オフィスでは海外在住の方向けに、柔軟に対応しております。
(1)時間
(2)お支払い方法
それぞれについて、ご紹介します。
(1)時間
日本が、8月10日9:27
バンクーバーは、8月9日17:27
これくらいの時間帯であれば、大丈夫かもしれませんが、現地の夜中や早朝になってしまう場合には、当オフィスでも、通常の時間帯(10時30分~16時30分)以外でも柔軟に対応しております。
単発のご相談の場合は、お申込みフォームの「ご相談内容」の欄にに、その旨を記載していただければと思います。
また、メール相談であれば、時差に関係なくご相談いただくことが可能です。
(2)お支払い方法
通常は、日本の銀行口座にお振込みをいただいております。
ただし、海外在住の方で銀行振込が難しい場合には、特別にペイパルで対応しております。
ペイパルの場合、メールでご連絡してすぐに決済が可能ですので、とても便利です。
ただし、手数料(4.1%)を加えたお支払い額になりますことを、予めご了承ください。
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今回は、海外在住の方向けのご相談についてお届けしました。
海外にいると、ひとりで孤独を感じたり、「日本人なのに、日本から離れすぎていることへの不安」が沸いたり、イロイロありますよね。
私自身は、6年間の留学だけでしたが、日本への再適応がとても大変でした。
だからこそ、帰国する前に少しでも心の準備や情報収集として、お役に立てればと思っています。
海外在住の方にもオススメ!
単発のご相談(オンライン)の詳しいご案内はこちらです。
*お早目にどうぞ。