【拒食症・過食症】年末年始の体重測定はする?しない?


大晦日にパンの焼き納めをしました。仕事納めよりも先に(笑)。

摂食障害専門カウンセラー中村綾子です。

年末年始、体重計との付き合い方で悩んでいませんか?

ご家族が体重計を隠そうとしたり
お正月太りという言葉に敏感になったり
親戚からの「ぽっちゃりしたね」という言葉に号泣するお嬢様の姿に悩んだり…

いろいろハプニング続出かと思います。

年末年始の体重計との付き合い方、回復の考え方についてお届けします。

⇒【動画】摂食障害を学ぼう

年末年始、体重計との付き合い方

ご家族の接し方は、フツーが正解です。
年末年始もいつも通り、です。


*私もいつも通りなので…大晦日もパン作りを(笑)。いい香りです。

体重計を隠す
ウソをつく…

などは、絶対NGです。年末年始に限らず、摂食障害の回復をめざすなら、いつでも、ですが。

体重計は、いつも通りの場所に置きましょう。

いつでも
誰でも
自由に

測定したいなら測定できる
測定したくないなら測定しない

体重計は機械です。
悪者ではありません。

摂食障害専門カウンセラーとしても、克服経験者としても、体重計を捨てるのが回復への第一歩という考え方には賛成できません。

未だに勘違いしてしまうご家族も多いようですが、こちらのブログ記事でご確認いただければと思っています。

【拒食症と体重計】捨てるべきではない理由と活用方法

摂食障害の回復:年末年始は、現状維持をめざそう

年末年始、特にお正月はイレギュラーな生活になりがちです。

食べるもの
食べる時間帯
一緒に食べる人

生活も不規則になりがちですから…
実は、摂食障害の回復にはあまり向かない時期です。

食事ストレス
家族ストレス

なども多い時期です。

年末年始は時間があるから…と摂食障害の話をしがちですが、私はあえて「現状維持をゴールにしよう」とお伝えしています。

回復よりも、悪化させないこと。
治るよりも、とりあえず現状維持。

お正月が終わって、通常モードに変わってから、「摂食障害を1日でも早く回復させる方法」をじっくり考えていきましょう。

お正月の最中に悪化しそうになったり、悩んだりしてしまった時は、相談先も病院も無くて困ることが多いです。

(私も、摂食障害の最中は、「どこにも相談できないつらさ」が一層辛くなりました)

摂食障害を悪化させないためにも、スグ相談することが大切です。

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*摂食障害と診断されていなくても、お申込みいただけます。
*不登校など、新学期からのお悩みにも対応可能です。