名古屋市・刈谷市
拒食症の母娘が笑顔になるカウンセリング
中村綾子です。
日々、お会いしているクライアントさんは、とてもよくなっている方がいます。
けれど、そんな彼女たちも、決して最初から前向きで、最初からモチベーションが高かったわけではありません。
そして、私にも、そんな「つらいだけの日々」を送っていた時期があります。
今回は、そんな日々の振り返りと、だからこそ、今あなたにお伝えしたいことをお届けします。
私がブログに書いている以上に、数えきれないほどありました。
死にたいと思ったこと。
実際に、死のうとしたこと。
そして、死にかけたこと。
それらは決して低体重だけが原因ではなく、たくさんの要因が重なり続けたからだと思います。
なんで生きているんだろう?
辛いだけなのに、どうして生きていないといけないんだろう?
私なんて、生きている意味がない。。。
生まれてきたことを否定し、自分の存在全てが嫌で、それを消すことしか考えられなかった日々があります。
きっと、それらの日々は、母も同じ想いだったと思います。
何年も何年も続きました。
・・・・
今まで、生きてきたのは、「なんとなく生きていること」を、「仕方なく」許しただけなのかもしれません。
決して、壮大な夢を見つけたからではありません。
決して、大きなきっかけがあったからではありません。
ただ、なんとなく、生きていること。
どうしようもない自分だけれど、嫌なことばかりの生活だけれど、ただなんとなく。
なんとなく生きていると、ごくごく稀に、友達と出かけたり、「いいな」と思う本に出会ったり、友人にメールしたり、パンを焼いたり…
それらは、決して世間的にスゴイ!ことではありませんでした。
けれど、生産性のない自分でも、とりあえず「なんとなく」生きていることで、わずかな楽しみを見つけることができました。
自分の立てた目標に向かって、ひたすら一生懸命だった自分。
かつての自分からみたら、堕落でしかない生き方かもしれないけれど、それが、私にとっては唯一生きていける方法だったのです。
・・・
だからこそ、今の私は、一人ひとりのクライアントさんにお伝えしているのです。
頑張らなくていいよ。
出来る範囲でいいよ。
やりたいなぁと思ってからでいいよ。
そして、治るために必要なのは、1つの大きなきっかけではなく、たくさんの小さなきっかけであることを。