摂食障害の「今、できること」。

摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。

摂食障害を治そう!と思っても、一体何から手をつけていいのか、何を考えたらいいのか。。。
途方にくれてしまう方が多いようです。

だからこそ、カウンセリングでは、ほぼ毎回「今できること」をお伝えするように心がけています。

お伝えすることが沢山あるからこそ、
カウンセリングには、筆記用具は必須です^^

「今、出来ること」をお伝えする理由は、私自身が困っていた経験があるからです。

・摂食障害の通院を続けても、家でどう過ごしたらいいか分からない。
・過去のことをイロイロ話しても、感情の処理の方法が分からない。
・診察室を出た途端、ひとりぼっちを感じる。

そんな時ばかりでした。

カウンセリング時間よりも、日常生活の時間のほうがずっと長いです。
その日常生活こそ、心が変わる時だからです。

「今、できること」とは、家の中でも出来ることです。

「今できること」に取り組むことで、
毎日の気持ちが変わり
回復のスピードがアップしていきます。

最近の私が、取り組んだこと。
それは、カウンセリングオフィスの壁紙です。

この場所は・・・
お手洗いです(笑)。

ごく稀にしか、クライアント様が利用されない場所ですが、ドアを開けると、大きなお花がドーンと見えます(笑)。

同じ場所・同じ部屋であっても、「今、出来る範囲」で、気分を変えること。

さらに・・・他の壁も、ちょっと飾ってみました^^
自宅でも、こんなことはやったことが無いので、ドキドキの初注文・初体験。

ネットで、結構リーズナブルな価格で購入できると知って、テンションが上がりました!

こちらは、カウンセリングの部屋の中です^^

ちょこっとだけ変える。
ちょこっとだけ違う。

ドキドキの冒険です^^

・・・

摂食障害が治るために「今、できること」も、ホントは同じなんです。

ちょっと変えること。
ちょっと取り入れること。

行動ばかりに目が向いているなら、「止まる」を取り入れる。
ずーっと動き出さない状態なら、ちょっと「動く」を取り入れる。

自分の生活って、ずーっと自分の中では「同じ」で「当たり前」だから、何をどう取り入れたらいいのか、タイミングが合っているかどうか分からないかもしれません。

だからこそ、第三者の視点が、何よりも大事なのです。
「治るために何をしたらいいか」。こちらの(1)が、回復のスタートです!