摂食障害の自宅療養とニート・ひきこもりのちがい

摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。

昨日のブログ、「高学歴ニート・・・」の話から、今回もニートの話題を取り上げます。

まず、
私は摂食障害を治すために「休むこと」はとても大切だと思っています。

ですが、
休んでも全然回復しない人が、実際には多くいる印象です。
さらに、休職・休学を繰り返したり・延長し続ける人も多いです。

では、こうした人たちは、本当に「自宅療養」になっているのでしょうか?

1.摂食障害の治療をしているかどうか?

これは意外かもしれませんが・・・
「治療していない休職・休学している人」も実は多いです。

治療とは・・・
摂食障害のための病院やカウンセリングに通っていることを意味します。

治すために、何をやったらいいか?
という大前提は、こうした「専門家のもとに通っていること」だと思っています。

2.実際に回復が進んでいるかどうか?

上記の「専門家のもとに通っている」ことは大前提ですが・・・「通っているだけ」になっていませんか?

また、「治そうとしている」とは、口先だけで言うことも出来てしまいます。

なので、実際に回復しているかどうか?も大きな指標になります。

回復とは・・・
身体の回復
心の回復

それぞれ必要です。

身体の回復とは・・・
身体がフツー体型になること。
生理が自然回復して、周期的に来ること。
さらに、他の心身の症状が無くなっていくこと。

心の回復とは・・・
まず、向き合うということが不可欠です。

過去と向き合う
嫌な感情を出していく。
そして、今後の「生き方」を考えていく。

これらは、決して一人でやることでもありませんし、家族だけで解決できることでもありません。
かならず、専門家と一緒に行ってください。

3.そもそも、復帰する状態を決めてから、「休む」を選択しているか?

なんとなく、「休学・休職」を決めてしまっていませんでしたか?
だから、なんとなく、自宅療養がズルズルと長引いてしまっていませんか?

応急処置としての
「まず、休む」という選択をするしかない状況だったかかもしれません。

その場合は、今から改めて、「どういう状況になったら、復帰するのか?」を決めてみてください。

復帰とは、
以前と同じ学校・職場に戻ることとは限りません。
広い意味での「社会」に戻ることの「復帰」です。

心身が、どういう状態まで回復したら、
どんな仕事を、
どのくらいのペースで、
はじめていくのか?

こうした具体的な相談こそ、カウンセリングが大切な場面なのです。
社会復帰までサポートする意味、こちらです!