摂食障害の娘と一緒に落ち込まない方法

摂食障害カウンセリング
中村綾子です。

摂食障害の母親カウンセリング

私は、この仕事を始めるまで、
そんなにも多くの需要があるとは思っていませんでした。

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けれど、摂食障害のご本人と同じように悩んでいらっしゃるお母様の声は、
途切れることがありません。

今回のご質問をご紹介します。

*ブログ回答は、私の個人的な経験とカウンセリング方針に基づいています。
*全ての方に当てはまるとは限りませんので、予めご了承ください。

◆メルマガ読者さんからのご質問◆

中3の娘が、精神科に通院していますが、あまり話も聞いてもらえず、娘は嫌だと言います。

娘が落ち込んでいるときに、一緒になって落ち込み、
どうしたら良いかわからなくなってしまいます。

一緒に落ち込まない為に、気を付けることを教えていただきたいです。

ご質問をありがとうございます。

これも、よくある状態です。
そして、「一緒に揺れ動くこと」の卒業が、
摂食障害の卒業よりも、ずっとずっと早くに必要です。

以下の3つから考えていきます。

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1.ゆとりと自分時間

2.仕事熱心と現実逃避は違います

3.それぞれの感情、それぞれの人生

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1.ゆとりと自分時間

心配で心配で・・・
24時間不安になって
ずっと何を食べたか・食べないか
吐いていないか
気になって仕方がないお母様方が大勢いらっしゃいます。

これでは、摂食障害の娘さんが、
ますます息苦しくなってしまうのです。

だからこそ、お母様の生活の中に、ゆとりが必要です。
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ひとりで、ゆっくりお茶を飲む時間
ゆったりお風呂に入る時間

毎日5分でもいいので、
お母様が、お母様のために、時間を作ってみてください。
しっかり深呼吸して
ただ「浸る」だけの時間

お母様が、自分自身を取り戻すこと
娘さんが、自分を取り戻して治っていくためにも
お母様の中に、ゆったりした心が必要です。

2.仕事熱心と現実逃避は違います

キャリア重視のお母様によくある傾向ですが・・・

仕事が、現実逃避になっていることです。

逃避になっていることは、
摂食障害の娘さんにも伝わっています。

摂食障害の娘さんが、
もっとこっちを見て欲しいと訴えてきます。

大抵の場合、訴えは、言葉ではなく症状として現れてくるのです。

仕事じゃなくて、こっちを見て。
私は、こんなにツライの
私は、こんなに困っているの
いつになったら、こっちを見てくれるの?
もっと痩せないと、心配してくれないの?

無意識のうちに、摂食障害の症状で訴えていることがほとんどです。

この場合、「ちゃんと言いなさい!」と叱るのは、逆効果です。

叱るよりも、向き合ってください。
現実逃避ではなく、現実と向き合ってください。

お仕事をする・しないという問題ではなく、
「向き合う」ことが必要なのです。

仮に、お仕事をやめても、
「向き合うこと」を避けていれば、同じですから。

3.それぞれの感情、それぞれの人生

共依存になってしまう母娘を、とてもよく見聞きしています。

娘さんが悲しいと、お母様も悲しい。
娘さんがツライと、お母様もツライ。
娘さんが苦しいと、お母様も苦しい・・・

感情とは、一体誰のものなんでしょうか?

もう少し、気持ちの上で、距離を置いていく関わり方が必要です。

摂食障害なのは、娘さん自身です。
摂食障害を治していくのも、娘さん自身です。

ご家族は、「治りたい気持ちを引き出す」ことが、最大のサポートなのです。
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気持ちを引き出す側が、揺らいでしまうと、
摂食障害の娘さんは、もっと混乱してしまいます。

サポートする側が、同じ気持ちに浸ってしまうと、
冷静さを失ってしまいます。

だから・・・

共依存から少しでも早く抜け出すことを、意識していきましょう。

摂食障害の娘さんの回復は、
共依存を卒業した後なのです。

お母様一人で悩むと、
分からなくなる時があると思います。

お母様の心を
ご自身で支えきれない場面も出てくると思います。

だから、お母様自身がラクになるために、こんな方法があるのです。
来年1月まで、準備していてくださいね。