摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。
13年前の2005年8月23日。
6年間のカナダ留学を終えて帰国しました!
8月23日は、私の大切なカナダ帰国記念日です。
最後の大きな試験を終えて、
数日間で全ての荷物をまとめ、
超ドタバタの中、飛行機に乗った日。
成田経由で、セントレア空港に到着したら、、、スーツケースがありませんでした。。。
迎えに来てくれた母から出た言葉は、
「おかえり」も、
「お疲れ様」も、
「おめでとうございます」も無く、
「アンタ、スーツケースはどうしたの!?」
でした。。。
カナダ帰国記念日 = スーツケース紛失事件日
結局、翌日に成田で見つかったと連絡がありました。
不登校児と関わりたくて、
カナダでスクールカウンセラーを目指し、日本を飛び立った17歳の夏。
それから6年間のカナダ留学。
紆余曲折を経て、日本の大学院進学を目指し、帰国した日。
あれから、13年。。。
帰国した日には、
その後、摂食障害で長年苦しむことも、
スクールカウンセラーを断念することも、
家族との壮絶なバトルを繰り返すことも、
何も想像していませんでした。
ただ目の前の勉強に必死で、
帰国から1ケ月後の大学院入試に向けて受験勉強していました。
摂食障害に苦しんだことも、
大学院を中退したことも、
当時は、「自分の人生が終わった」としか思えませんでした。
けれど、、、
回り回って、今、私が1番やりたかった仕事ができています。
摂食障害専門カウンセリングで、
不登校の子にも、
進学に悩む子にも、
お会いしています。
スクールカウンセラーから形は変わったけれど、「不登校と関わること」が、私がずーっとやりたかったこと。
だから、13年前の自分にも【ありがとう】。
帰国してから、色んな場面で支えてくれた人たちにも【ありがとう】。
日本に帰国してから、いろ〜んなことがあり過ぎたけれど、13年経った今、私は1番やりたかったことを仕事にしています。
・・・・
摂食障害に苦しんでいる真っ最中にいるあなたへ
摂食障害の症状にふりまされている時は、
それが辛くて辛くてたまらないかもしれません。
症状だけが無くなれば、
人生変わる!という勘違いをしてしまったり、
摂食障害を発症したことで、
周りの人を恨んだり、
学校・仕事が上手くいかない日々を、
ぜーんぶ摂食障害のせいにしてしまったり、
この先、何をして生きていくんだろう?と
お先真っ暗な感じがしたり・・・
私は、摂食障害の7年間で上記のすべてを経験済みです。
でも、変わったのです!
摂食障害の治療でも、仕事でも、共通した大きな学びは・・・
【道は、1つじゃない】
摂食障害を治そうと主体的に動いていなかったので、
たくさんの「間違った治療」に洗脳されてきました。
病院を転々としてきたものの、
それぞれ違う意見に、戸惑い続けていた自分が居ました。
今から振り返れば、「戸惑うこと」「振り回されること」とは、【自分がない】からです。
自分が治りたい。
自分がこんな治療を受けたい。
自分がこんな治療者と出会いたい。
そんな気持ちが全く無かったのです。
さらに・・・仕事について。
今回のブログ記事でお伝えしました通り、「カタチを変えて、ホントにやりたいことが仕事になった」のが、今の摂食障害専門カウンセリングです。
カタチにこだわりすぎると、執着につながります。
カタチにこだわりすぎると、何年も身動きできなくなります。
カタチにこだわりすぎると、ホントにやりたいことが分からなくなります。
だから、道は1つじゃない。
やり方を考え続けること。
自分に合った働き方を、ちゃんと考えていくこと。
それは、摂食障害の回復に直結するほど、とてもとても大切なことなのです。
働き方、生き方、一緒に考えていきませんか?