摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。
摂食障害の再発。
これは、誰もが恐れていることと思います。
「合わない仕事」を選んで、
「無理やり」合わせようとすれば、
確実に、再発リスクは高まります。
せっかく地道に回復が進んできたのに、
これまでの時間は、一体何だったんだろう???というくらい、
本当にあっさりと再発してしまうのです。
だからこそ、
「治りたい!」と思った時から、
「働き方」について、ぜひ考えていきましょう!
摂食障害の【仕事えらび】の2つの軸。
・やりたい
・やれる
この両方が叶うものであること。
これが、本当に大事です!
『やりたい』とは・・・
・好き
・得意
・モチベーションがあがること
『やれる』とは・・・
・時間的
・体力的
・経験的に、
やっていけそうなこと。
4つの領域にわかれます。
領域1:やりたい・やれる
領域2:やりたい・やれない
領域3:やりたくない・やれない
領域4:やりたくない・やれる
よくある「仕事は好きじゃないけど、お金のため仕方なく働いている・・・」という人は、領域4になります。
ただし、この働き方は、摂食障害に悩んだことのある方には、ぜったいにオススメしません。
「やりたくないこと」だけではなく、自分の心が納得していないことをやってしまうと、心に大きなストレスを抱えてしまうからです。
一方で、「やりたい!」という気持ちだけで、突っ走ってしまう状況にもよく陥りがちです。
これは、命がキケンな状態になってもダイエットにハマり続けたり、強迫運動を何ヶ月も続けることが出来てしまうことからも、分かることです。
これは、失敗談ですが・・・
私自身のパン教室(前職)を例に考えてみます。
*パン教室時代の作品^^
パン作りは、
「好き」で、趣味レベルとして「得意」でした。
だから、一応、『やりたい』には入ります。
でも、『やれる』と思い込んでいたことが【大きな間違い】でした。
・時間的:パン作りの練習・新メニュー考案の時間が、とても多くかかることを考えていませんでした。
・体力的:趣味のパン作りと、1日最大4コマ(計8時間)のレッスンで「教える」ことの違い。体力的な負担は、とても大きかったです。
・経験的:完全な未経験のまま「パンの先生」を開始してしまいました。。。
だから、「ひとりブラック企業状態」に陥りました(涙)。
その失敗経験があるからこそ、今お伝えしたいこと。
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