摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。
・夜中に起きて食べてしまう
・記憶にない過食がある
・明け方、震えてきて目が覚める
といったことに、悩んでいませんか?
私は、これら全てを経験済です。
そして、回復後は、すべて解決です。
上記の「夜中に起きて食べてしまう」「明け方、震えてきて目が覚める」の理由は、ほぼ同じです。
そして、記憶にない過食も重なる部分がありますが、個人的な経験上は、睡眠薬などの薬がかかわっているように思います。
そのため、2つに分けて解説します。
夜中・早朝に、急に「食べたい」がおそってくる理由
ひとことで言えば、「足りない」ことです。
夜に食べると太るから、とガマンしたり
いつもカロリー計算で頭がいっぱいだったり
空腹も寝れば忘れられる!とムリやり寝たり
していませんか?
すると・・・
身体を横にして、すこしリラックスモードに入っていくと、本能が呼び覚まされるのです。
本能は「足りない!」と言っている。
だから、急に起きて食べ始めるのです。
足りないは、
・栄養が足りない場合
・気持ちで満たされていない場合
大抵の場合は、両方からみあっています。
こちらの記事、読み返してみてください。
食べても食べても満腹にならない時は・・・
夜中・早朝の急に起きて食べ始めてしまう・・・を変えるには、満腹・満足の両方が大事なのです!
記憶にない過食が起こった経験談
これは、あくまでも私・個人の経験談です。
何度も経験していると思いますが・・・覚えているシーンは、放置されたカップ春雨。。。
夜中に過食衝動が起こり、過食したと思います(あくまで記憶している範囲ですが)。
その後、寝てしまいました。
そして、朝起きたらびっくり。
お湯でふくらみ過ぎたカップ春雨が、机の上に置いたままになっていました。。。
愕然としましたね、それを見て。
・一体、自分が何をしていたのか、記憶がない。
・一体、自分がいつ寝たのか、記憶がない。
・一体、自分がなんで春雨を用意したのか、記憶がない。
記憶がないのに、食べた痕跡だけがある。
ぞーっとしたのを、今も感覚として覚えています。
私の場合、不眠がひどかったので、かなり長い期間、いろんな薬を処方されていました。
眠れないことが、当時はとても怖かったので、疑問を抱きながらも処方された通りに飲んでいました。
でも、薬によってはイロイロな副作用があって、一体なにが、ホントの症状で何が副作用なのかも区別がつかなくなっていました。
なので、「記憶にない過食」も、どこからどこまでが薬の影響なのかは、回復した後の今もわかりません。
ただ、薬の効用がはやくに切れてしまう場合、「記憶にない行動」も起こる可能性がある、と主治医の先生から聞いたことがありました。
注意:薬については、自己判断ではなく、各自の主治医の先生の指示に従ってください。上記は、個人的な経験談です。
過食も不眠も治るために必要なこと
回復がなかなか進まない方こそ、こうした質問をしやすい印象ですが・・・
「過食は治りますか?」
いかがですか?
聞きたくなっていませんか(笑)。
私は、このブログでもカウンセリングでも、繰り返し同じことをお伝えしています。
・相性の良い治療者に出会うこと
・卒業まで、継続すること。
治療者とは、医師・カウンセラーです。
卒業とは、
1:摂食障害の症状ゼロになること
2:学校・仕事などの社会生活が安定して続けられること
この2つが、半年以上続くことです。
症状ゼロには、薬なしで生理の自然回復や不眠の解消も含まれます。
今、あなたは、相性のいい治療者に出会えていますか?
摂食障害の回復に不可欠!相性の良い治療者は、どうやって選ぶの?