公認心理師・中村綾子です(*2021年8月追記。合格しました!)。
*こちらのページは、受験生時代に書いた部分と後から追記した部分が混ざっていることを予めご了承ください^^心理検査の勉強に役立つオススメ動画も、ご紹介します(2022.3.8更新)
・第3回公認心理師試験を受験予定の方
・社会人の勉強法を探している方
・将来の資格について迷っている方
などに向けて役立つ情報をお届けします!
第3回の公認心理師試験の延期が発表されてから、約2ヶ月。
以前のブログ記事にも書いていますが、ソワソワ中です(笑)。
毎日、日本心理研修センターの「お知らせ」ページをチェックして、毎日、「あ~、試験いつになるんだろう?」とソワソワしています。
ソワソワしながらも、いつもいつも苦手で居続ける分野の勉強法について、見直しをしています。
その中の1つが心理検査です。
心理検査の覚え方が間違っていた!??
*ここでは「心理検査」を、超・ざっくりとした意味で使います。
*公認心理師試験に出た・出そうな検査すべてを含みます。
これまで、膨大な数の心理検査を
・名称(アルファベット表記とフルネーム)
・開発者
・対象年齢
・内容
・点数
など、1つ1つ地味に地道に調べたり、覚えようとしたり、エクセルで一覧表を作ってみたり。。。
かなり時間を費やしてきたものの、なかなかうまくいきませんでした。
一応、アルファベット表記だけではなく、フルネーム(英語)を調べて「だいたい」であっても、頭に入れたのは、内容を理解する上では役立っていると感じています。
でも、膨大な時間を費やしてきたのに、いつも頭の中で大混乱を起こしてしまうという・・・試験の点数に結びつかない状態でした(←まだ過去形とはいいがたいですが・・・)
過去問から心理検査を振り返る
上記の通り、
検査名
↓
内容
という順番でわかるように、と自分で勉強してきたつもりです。
でも、過去問を改めてみてみると、実は順番が逆なのでは!?と思い始めました。
つまり、
事例
↓
どの検査が適切か?
です。
よくあるのが、
●歳の男の子が、▲▲という問題で、母親につれられて相談室にきました。
担任の先生からは●●●を、指摘されています。
公認心理師として行う検査で最も適切なものを選べ
みたいな問題ですよね。
*この問題は、今テキトーに作りました。
なので、
状況・条件が先に示されて、その後、検査を選ぶ、という順番だと思ったのです。
⇒合格につながる「当日のノート」の作り方
心理検査を年齢・人・分野別に書き出してみる
これはまだ始めたばかりですが・・・
特に乳幼児の対象年齢が細かい印象を受けています。
0歳~
1歳~
2歳0ヶ月~
2歳6ヶ月~
みたいな区切りがあります。
さらに、遊びながら検査する場合と、幼いために養育者(保護者など)からの聞き取りで検査する場合がある。。。
これは成人には、ほぼ無い検査方法ですよね。
だから、大混乱をきたすわけです・・・私の頭では(涙)。
書き出す方法としては、1番ネックになった過去問の1つを参考にして、それに検査を追加していく感じです。
例えば、第2回試験問88では
・WPPSI-Ⅲ
・KABC-Ⅱ
・田中ビネー知能検査Ⅴ
・ベンダーゲシュタルト検査
・遠城寺式乳幼児分析的発達検査
が出ていますが、これらの開始年齢(年齢の下限)を調べてみると、
・WPPSI-Ⅲ(2歳6ヶ月~)
・KABC-Ⅱ(2歳6ヶ月~)
・田中ビネー知能検査Ⅴ(2歳0ヶ月~)
・ベンダーゲシュタルト検査(5歳~
・遠城寺式乳幼児分析的発達検査(0歳~)
と1つずつ調べていきます。
その上で、近い年齢の検査を探して、年齢別に加筆していきます。
開始年齢別に並べてみます。
★印は、乳幼児ではなく、養育者が受けるもの
0歳:新版K式
遠城寺式乳幼児分析的発達検査
vineland(★)
1歳:ADOS-Ⅱ
1歳6ヶ月:M-CHAT(★)
2歳0ヶ月:田中ビネー
2歳6ヶ月:WPPSI-Ⅲ
KABC-Ⅱ
こんな感じの地味~~な試験勉強が続いています(笑)。
そんな中でも、やはり以前のブログ記事でオススメした問題集のまとめ方は秀逸だと思うのでした。
特にP129の中央の表です。今回も参考にしました。