自宅療養の時、どんな生活を送っていましたか?

2020/05/28修正

摂食障害カウンセリング
中村綾子です。

摂食障害を治すために
休むこと。

ブログでは繰り返しお伝えしていることですが。。。

きちんと理解して
納得してくださるまで、
とてもとても時間がかかるようです。

今回は、私自身の自宅療養時期について、ご質問をいただきました。

◆メルマガ読者さんからのご質問◆

先生は自宅療養のころ、どのような生活を送っていらっしゃいましたか?

またどれぐらいの期間ゆっくりと過ごされていましたか?


*ブログでは、一般論と私の経験談の範囲で回答させていただきます。

ご質問をありがとうございます。

自宅療養とひとくちに言っても
イロイロな時期がありました。

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1.ホントに休めた時

2.休んでいるのに休めていない心理

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1.ホントに休めた時

これは、就職活動に全敗して、
活動自体を完全に辞めた時期です。

肉体的に動かなくなっただけではなく、
精神的にも「やめる」ことを許せるようになりました。

罪悪感で休むのではなく、
もう休んでもいいや・・・と
初めて心底思えた時期でした。

だから、「ホント」に休めた時期なのです。

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当時、身体に様々な症状が出ていました。

微熱
倦怠感
味覚異常
頭痛
全身の痛み・・・etc.

なので、文字通り起きている時間がかなり
限られていました。

昼間はずっとゴロゴロ。
ベッドで寝ていたり
ソファーでゴロゴロしていたり。

テレビもぼーっと。
本も読めない状態でした。
まったく集中力がありませんでした。

だから、「休もう!」というより、
完全に燃え尽きた状態でした。

起きている時間にブログを書いたり、
夜眠れないから、夜中にパン作ったり。

ただ、それだけの毎日でした。

*摂食障害のための心療内科通院と
全身不調のための鍼灸には通っていました。

でも、そんな「生きているだけの毎日」を
続けているうちに、いろんなことを考えていました。

・このまま死んだらどうなるんだろう?

・必死に努力してきた自分って何なんだろう?

・こんなに頑張ってきたのに、何も手に入らなかった。

・がむしゃらに生きてきたのは、何のためだったんだろう?

・留学もしたのに、大学院も行ったのに・・・

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ぼーっとした頭にめぐる
たくさんの後悔と
たくさんの過去の栄光。

でも、何もない自分。

いつ死ぬか分からない自分。
でも、とりあえず生きている自分。

どうせ生きていくのなら、
たのしいことをやって
食べたいものを食べて
笑って過ごしたほうがいいじゃないか。。。

そう気づいた時、私は生き方を変える決心をしました。

がむしゃらな生き方から
「たのしい」を求める生き方へ。

それまでとは、180度違う生き方でした。
でも、生き方を変えることでしか、
私の状態が治ることは無かったと思います。

「休んだ時期」より何年も前から
低体重は脱していました。

でも、ホントに休む時期を1ヶ月くらい経て、
みるみる身体の症状が消えていきました。

そして、自営業という道にも、目が向いていったのです。
これがパン教室でした。

2.休んでいるのに休めていない心理

摂食障害で、休職・休学する人は、
とてもたくさんいます。

でも、その多くの人は
休めていない状態です。

そして、休めていないから、
ぜんぜん回復していかない人も
とても多くいます。

身体はゴロゴロしていても
気持ちが焦ってばかりいたり、

家に居ようと思っても、
家族からは
「まだ働かないの?」と
ブツブツ言われたり

また休学・休職だけで
摂食障害が治ると勘違いしていたり・・・。

休むとは、
心がゆったりして
ぼーっとする時間に
なんの罪悪感も抱かなくなる状態です。

そこまで、休むことが必要なのです。

走り続けてきたのだから、
休むことを否定しなくても大丈夫。

必死になり過ぎたのだから
チカラを抜いても大丈夫。

そんな状態をしっかり経験した後、
かならず「ちょっと動きたいなぁ」
「働いてみたいなぁ」。

そう思える時がやってくるのです。

逆に言えば、
「動かないといけない!」
「働かないといけない!」
と思っている状態は、まだまだ休めていないのです。

安心して
自分で自分を休ませてあげましょう。

休むことは勇気がいることです。
その勇気を持つことが出来ると
早く「心の休養」が始まります。

「心の休養」が始まると、
回復も早いのです^^