摂食障害歴7年で克服しましたが、周り道すぎ・無駄な出費が多すぎ…という反省があります。
摂食障害専門カウンセラー中村綾子です。
無駄だった出費をふりかえって母と話していたら、1番目2番目を即答されました笑。
今回の記事で、今摂食障害に悩んでいるかたが少しでも早く「正しい治り方」に気づいて自ら行動していただけると嬉しいです。
摂食障害ムダ出費①入院費
入院費用については、この公式サイトのブログでも繰り返しお伝えしていますが、やはりムダNo.1です。
これは、母と話していても完全一致しました。
摂食障害の入院治療は、
・食べるだけ
・体重を増やすだけ
・行動制限あり
というものですから
・特別な検査なし
・カウンセリングなし
・診察もほぼなし
でした。
*あくまでイチ個人の経験談であり、15年ほど前の記憶をもとに書いています。
入院中の「診察がほぼなし」というのは、本来の外来(通院)であれば診察室に入るのに、
・ベッドサイドで、声が丸聞こえの状態で「話したこと」が診察とされる
・廊下での立ち話が、「診察」とされる
という、「診察と言えないような診察」ばかりでした。
こうした時間に、入院費がかかり、食べるだけ・体重を増やすだけに費やしたのは、何だったんだろう?と回復後は本当に後悔しました。
摂食障害ムダ出費②ひとり暮らし
過食時代、私は実家にいることが嫌でたまりませんでした。
・いきなり決まった実家丸ごと引っ越し(名古屋→ 不便な田舎へ)
・兄家族との二世帯住宅
・障がい者の叔父との同居
というストレスは計り知れなくて、本当に苦痛でした。
「こんな家だから治らない」と何度いったことでしょうか。
そこで、大学院に通うのにも便利な場所でアパートを借りました。
しかし…過食が悪化。。。
ひとり暮らしのストレス
過食の悪化でさらに自己嫌悪
過食でますます体重増加…etc.
そして、過食衝動に歯止めが効かなくなり…交通事故にも
交通事故の詳細はこちら↓↓↓
過食嘔吐は一人暮らしで治るか?家族が一人暮らしに賛成する前に気づいてほしいこと。
摂食障害ムダ出費③ダイエット食品/サプリメント代
拒食症の時も、過食症の時も、ダイエット食品などの購入金額はいくらになったのだろう…と思うとゾッとします。
拒食時代のムダ食品
エンシュア(栄養剤)やラコールが飲めず、他の食品を探し回っていました。
・カロリーメイト(お菓子タイプ、飲料タイプ)
・クラッカー
・粉末(栄養が凝縮されていると言われる雑穀の粉)
・高級お取り寄せパン
過食時代のムダ食品・サプリ代
過食を止めたくて止めたくて、「満腹感がある」という謳い文句のものに次々と手を出しました。
すでに記憶が曖昧になってきていますが…
・寒天ゼリー
・おからパン
・ダイエットアイスクリーム
・ダイエットココア
サプリメントも専門店に行って買い求めていました。
食べることがうまくいかないから疲れやすいにもかかわらず、サプリメントに頼っていました。
まとめ:摂食障害時代のムダ出費
今回のブログ記事通して、摂食障害時代のムダだったと思える出費3つを挙げてみました。
あくまでイチ個人の過去の摂食障害経験談としてお届けしました。
当時の私は、「摂食障害のただしい治り方」が分からないまま、その場しのぎの治療を続けてしまっていたように思います。
今、この記事を読んでいる摂食障害のご家族の方には、ぜひ「本当に正しい治り方」に気づくきっかけになれば嬉ししいです。