名古屋市・刈谷市
拒食症の母娘が笑顔になるカウンセリング
中村綾子です。
先日の理江さん(管理栄養士)とのカンファレンスは、とてもとても有意義でした。
摂食障害の経験者、そして、栄養のプロだからこそ!と感じることが沢山ありました。
中でも、すごく的を得た言葉にも、感動です。
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ウイルスの病気に完治はあるけど、気持ちに左右される病気に完治はない。
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名言!!
ウイルスの病気とは…風邪やインフルエンザです。
けれど、摂食障害は、「気持ち」に左右される病気です。
だから、実際のところ、完治って、よく分からないんです。
長年、摂食障害に苦しんでいると、こんな言葉に惹きつけられますよね。
・〇ケ月で、完治!
・〇〇するだけで、完治しました。
けれど、本当にそうでしょうか?
これらの言葉を、あなた自身でじっくりと考えてみたことは、ありますか?
摂食障害がかなり改善しても、かならず「揺れ戻し」があります。
急に「食べたくない!」が浮上したり
自分の身体が、嫌でたまらなくなったり
平気で食べれたものが、急に怖くなったり・・・etc.
様々なストレスと重なると、以前と同じような拒食・過食の症状があらわれるかもしれません。
完治だけを考えていると、こんな「たった1回の症状」に、必要以上に落ち込んでしまいます。
その落ち込みが、悪循環を引き起こし…
悪循環にはまると、本当に再発になってしまうのです。
だからこそ、あなたにお伝えしたいのです。
完治を目指すより、「ラクに過ごせるようになること」が、ずーっと大切なのです。
ラクになると、「たのしい」が増えます。
ラクになると、友達付き合いが気楽にできます。
ラクになると、笑顔が増えていきます。
結局…
回復が始まる
↓
良くなったことを1つ1つ喜ぶ
↓
心がラクになる
↓
さらに症状が減る・・・
こんな好循環が出来るのではないでしょうか?
もう目先の症状だけに、振り回される必要なんて無いんです。