【治る病気 VS 治らない病気】お金で買えない命と、摂食障害の現実

お母様のための摂食障害専門カウンセリング

拒食症・過食症は治る病気です。公認心理師による摂食障害専門カウンセリング
私は、摂食障害の専門カウンセラーとして、これまで多くの方々と向き合ってきました。

摂食障害は「治る病気」だと、私は強く信じています。

専門的なサポートを受け、ご家族・ご本人が真剣に向き合えば、必ず回復の道は拓けます。

しかし、私の心の中には、この「治る病気」という言葉とは真逆の、もう一つの現実が、決して消えることなく存在しています。

それは、愛する家族の命が、どんな努力やお金を積んでも、もう二度と治らない病に侵されていくという、絶望的な現実です。

これは、私の父が癌を患っていた時の話です(2023年9月他界)。

父が最後の入院をした時、その姿は、痛ましいほどに小さくなっていました。

ベッドの表面積のわずか4分の1ほどのスペースに、うずくまるように横たわる父を見て、私はある確信にも似た思いを抱きました。

「お金があっても、何にもならないんだな」

私は、父のためにできる限りのことをしました。真夏に電車を乗り継いで往復3時間かけて、週3回は面会に通いました。

しかし、ベッドの上で小さくなっていく父の姿は、特別室に入ろうが大部屋に入ろうが、変わらないだろうと。

仮に生活保護を受けて同じ大部屋に入院していたとしても、父の置かれた状況は同じだっただろうと。

お金という万能なものと、命の尊さという本質的なものが、全く別の場所にあるのだと、私はこの時、初めて肌で感じたのです。

お金では、失われた健康を取り戻せない。
お金では、失われた活力を取り戻せない。
そして、お金では、二度と手に入らない「時間」を買うことはできません。

この経験は、私の人生観・死生観を根底から揺るがしました。

多くの人は、お金や外見、社会的な成功といった「表面的な価値」で幸せを測りがちです。

摂食障害に悩んでいる方の価値観で言えば

・体重
・カロリー
・見ため…

です。

しかし、命が燃え尽きようとしているその時、それらの価値は、いかに無力であるかを私は痛感しました。

病室の父のベッドサイドで。

摂食障害は、「自分の命と向き合うこと」を避けている病気です。

多くのご本人・ご家族は、まだ残された時間があることを当たり前だと思っています。

「いつか治るだろう」
「そのうち何とかなるだろう」

こんなふうに、軽く、なんとなく考えているようです。

しかし、命に終わりがあることを知った私にとって、その安易な言葉は、治るはずの命を無駄にしているようにしか見えません。

お金を使えば回復できる可能性があること、専門的なカウンセリングが存在すること。
そして何より、生きていること。

これは、決して当たり前のことではありません。

なぜなら、私は、どんなにお金をかけたいと思っても、努力したいと思っても、もうその相手がいないという無力感を知っているからです。

今から、どんなに多額のお金を積んだところで、両親の命が帰ってくることなんかないのです。

だからこそ、私は、治る病気である摂食障害と真剣に向き合えない方(ご本人様・ご家族様)に、伝えたいことがあります。

「今、この瞬間、お金を使って回復に向かうことができるあなたは、とても幸せな状況にある」と。

この言葉は、あなたを責めるためのものではありません。

命の終わりを間近で見てきた私が、あなたの命の尊さを、誰よりも強く感じているからこその言葉です。

お金で買えない命の尊さを知り、人生という時間の価値を知った私だからこそ、あなたの命と真剣に向き合うことができます。

「治る病気」である摂食障害に、これ以上、あなたの貴重な人生の時間を費やさないでください。

私と一緒に、あなたの人生を、真剣に考えませんか。

摂食障害だけれど、一歩を踏み出せない方へ

もし、今「カウンセリングを受けるべきか」と迷っているなら、それは「お金を使う対象がある」という、希望に満ちた状況にいるということです。

その一歩を踏み出す勇気を、私は全力でサポートします。

▼8月31日までの受講であれば、現在の価格でカウンセリングを開始いただけます。
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【新規】摂食障害専門カウンセリング
2025年9月1日から《新サポート体制》によりカウンセリング価格が変わります。拒食症・過食症が《1年以上》治らない方へ。お母様のカウンセリングで、お嬢様を回復につなげる《4ステップ》をご提案します。