【拒食症の特徴】食べても体重が増えない時期と、食べていないのに体重が増える時期

カロリーの謎、体重の謎。摂食障害には、数値だけでは分からないことも多々あります。

こんにちは。
摂食障害専門カウンセラー中村綾子です。

拒食症の時、食べているはずなのに、体重が増えていかない時期がありました。
特に入院中なんて、「食べて寝ているだけ」の生活をしていたにも関わらず、です。

でも、拒食から過食がはじまった頃、どんどん増える体重が恐ろしくなりました。

今回のブログ記事では、

・食べても体重が増えない時期
・食べていないのに体重が増える時期

それぞれについて解説していきます。

拒食症:食べても体重が増えない時期


これは拒食症で入院している最中によく起こることではないでしょうか。
もちろん、自宅でおなじように感じている方もいらっしゃることと思います。

摂食障害専門カウンセリングでお会いしてきた方にも、

・●ケ月も入院したのに2kgしか増えなかった
・入院しても、体重が増えなかったので退院しました
・食べているはずなんですけど…

という声を、多くいただいています。

理由として考えられるのは…

(1)実際には、1日分のカロリーとしては少ない場合(自分で計算している時に起こりやすい)

(2)心が「受け付けない状態」になっている

(3)消化吸収する力が低下している

この中でも(2)(3)は、医学的な検査で異常値がでるものではなく、「そういう傾向がありそう」というカウンセラーとしての肌感覚の話です。

検査でハッキリ分からなくても、私自身の拒食症入院時代を含め、「心が受け付けない状態」には体重に反映されにくいことを実感しています。

拒食症:食べていないのに体重が増える時期

これは一般的にはイヤな時期で、コワイ時期ですが…

拒食症だけの時は、ずーっと体重が増えないんじゃないかと思っていたのに、一旦増え始めるとどんどん増えていくことがあります。

この場合、ご本人の感覚としては「そんなに多く食べているわけじゃないのに…」ですが、実際はチマチマ食べていたり、拒食症だけの時の食習慣から抜け出せなかったりする場合が多いです。

例えば…

・1日3食のリズムよりも、ちょこちょこ間食でエネルギーを確保している

・低体重の時「お菓子でもなんでもいいから食べなさい」と言われて、「食事」より「お菓子」がメインになっている

・カロリー最優先の生活を続けてきたため、人工甘味料・添加物などの摂取が多い

ということがあります。

つまり…

「いつの間にか、食べてしまっている」場合だったり、「いつの間にか、人工的な食べ物が蓄積されている」場合です。

いずれの場合も、「しっかり食べた感覚」がないまま、「なぜか太る」と言う状態に陥りがちです。

結局、拒食症の「食べる」をどうすればいいのか

拒食症は命にかかわる病気です。そのため、命がキケンな時は身体の回復が最優先です。

身体の回復

心の回復

生き方を変える

拒食症・過食症を問わず、摂食障害の治り方は結局はこの3ステップです。

拒食症も命の危機を脱した後は、「心の回復」を中心とする治療法にシフトしていくことが大切です。

身体だけみていても、心が自動的に回復することはありませんから。

心の回復にともなって「食べる」こともある程度自然に受け入れられるようになったり、「一人分」の食事量で心も体も満足できるようになったりします。

当オフィスの摂食障害専門カウンセリングを「卒業」された方が、その後の充実した生活をメールでご連絡いただきました。

ぜひ、「心の回復」で食べることが自由になる過程を実感してください。

カウンセリング卒業から3年!「美味しく食べて笑って、落ち込んでも立ち直って、生きていきます」

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